身の丈に合わないスキル

夕べは、『阿修羅のごとく』以外に、『明日に向かって撃て!』も見た。アメリカンニューシネマは、別に低予算映画というわけではないのだなあと思った。ちゃんとお金がかけられている。ただし、旧来のハリウッド作品に対し作り手が意を唱えているような空気が匂う。この時代、アメリカンニューシネマに限ったことではなく、若者文化全体がそうだったろう。

宵っ張りになって、明け方まで起きていた。朝4時に、きつねうどんを作って食べた。お揚げの味つけが濃かったが、煮干し出汁でつくった汁は美味かった。

食べて寝て、11時近くに起きた。燃えるゴミを出し忘れたので、まだ間に合うかと思って収集スペースを見に行ったが、収集されたあとだった。

昼飯に、ご飯、焼き豚、ポテトサラダ、きゅうりぬか漬け、きんぴらごぼう。

1時過ぎ、走りに行く。『ホンモノラジオ』を聞きながら走った。

善福寺川沿いに方南町方面へ。方南通りを渡って南へ。神田川沿いに環七へ。住宅地を南東に抜け、甲州街道を渡り、玉川上水沿いを中野通りへ。中野通りを南下し、井の頭通りを渡って、駒場の北側へ。山手通りを渡って、神山町の住宅地から坂を下りて富ヶ谷の井の頭通りへ。代々木八幡駅から代々木公園沿いの道に出て、参宮橋から新宿中央公園の南西側へ。山手通りに戻り、中華料理店『永楽』の道から、中野富士見町、環七、サミット、家、というコース。15キロだった。終始、6分台後半から7分台という遅いペースで走り、最後の2キロだけ5分10秒台を切るペースで走った。

風呂に入り、きつねうどんとポテトサラダを食べた。

7時、家を出る。調布へ。松屋で牛飯大盛りを食べてからロータリーに行くと、ショップの車が止まっていたので、乗り込む。

明日の北川ツアーに向けて、コテージに向かう。コテージに泊まるのは昨年7月以来。潜るのは11月の宮古島以来で、2ヶ月以上あいた。2ヶ月以上あいたのは、一昨年5月以来初めて。

途中、コンビニに寄り、いつものように梅干しおにぎりを買おうとするが、売り切れていたのか売っていなかったのか、棚に置いていなかった。仕方なく鮭と塩むすびを買った。

11時にコテージ着。部屋割りでTED氏と一緒になった。一昨年12月のカニパーティー以来。夏にガイドをとったのは知っていた。明日参加する面々のほとんどがガイドで、レスキューはオレ一人。あとはアドバンスの女子が一人だった。同期で顔見知りだった参加者もほとんど見なくなった。冬だからか。

去年6月にレスキューを取ってから、ショップのツアーに参加したのは7月と9月と10月の6本のみ。その間、自分より遅く始めて、ガイドまで取った人がたくさんいるようだ。

正直、抜かされた感覚を味わわないでもないが、だからといって焦ってガイド取得を試みるのはやめるべきだと自制する気持ちがある。

一昨年から去年にかけての一年間は、最低月に一回はファンダイブをしてきたが、それは旅行時に楽しむことを控えて練習優先にしていたからで、昨年夏以降は得た資格とスキルを生かして楽しむ方向に変わった。そうなると、月イチペースというのは頻度が高すぎる。2ヶ月に1回ペースで、そのうち、初夏から秋にかけては旅行しつつというのが、自分に見合ったペースだろう。そうなると、ガイドは身の丈に合っていない。

たぶん、本数100本を超えたら考えるだろうが、今年中に到達することはたぶんないだろう。一日3本を2日みたいな旅を3回やって18本。合間にショップのツアーでスキル確認をするとして、それが2ヶ月1回ペースで2本の6回だから12本。足してやっと30本だ。実際は、旅で18本もやらないだろう。

先日、インストラクターが一人去ったショップとしては、ガイドを増やしたいのだろうと思うが、それによりツアーがガイド用ばかりになったら、メンバー更新も考え直した方がいいかもしれない。実際、オープンを一緒にやった3人とは、その後一度も会ったことがない。アドバンスをとった後はサヨナラしたのだろう。

TED氏に、インストラクターが去った件について聞こうかと思ったが、なぜか切り出せなかった。一回の大広間で雑談に興じている彼をよそに、12時前にベッドに入った。眠気があっけなくやってきた。

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