午前中、どさん子ツールのクライアントから、改修したツールはオーケーとのメールをもらった。ドキュメントについての返事はなかったが、これは大丈夫だろう。
昼休みに実家へ移動。まいばすけっとでハンバーグ弁当を買っていったら、母が昼飯用にモスバーガーを買ってくれていた。両方食べた。
午後、仕事が一気になくなる。平和が訪れたという感じ。しかし、夏前後には忙しくなるような予感がある。
夕方、走りに行く。中川土手から臨海公園、駅の北側を旧江戸川堤防へ、旧江戸川沿いを東西線、東西線北側を火災中央通りまで。10キロ半。
Y’sマートで、牛肉、人参、豆腐、玉ねぎ、奈良漬けを買って帰宅。
夜、カレーライスを作って食べる。
チョコレートソーダのことがなぜか突然気になり、ネットで調べた。チョコレートシロップとミルクと炭酸とナツメグがあれば作れそうだったので、夜8時過ぎ、カルディへ行きチョコレートソースを買い、アコレで炭酸とナツメグを買った。
チョコレートソース大さじ2、ミルク大さじ1を混ぜ、炭酸125mlを加えて飲んでみた。思いのほか、スッキリする味の飲み物になっていた。ただ、チョコレートソースに炭酸を加えると、泡がすごい。
チョコレートソーダは、『ママの貯金』という芝居に出てきたのを覚えている。学生時代、クラスメートのコヤマ君が、バイト先か何かの知り合いからチケットをもらったというので、一緒に千石にあった三百人劇場へ見に行った。劇団昴の養成所公演ではなかったか。
戯曲の作者は、ジョン・ヴァン・ドゥルーテン。しかし、作者の名を杉並区と中野区の図書館サイトで蔵書検索しても出てこなかった。ネットで検索しても情報はほとんどない。
仕方ないので英語で検索すると、Wikipedia に作者の情報が出てきた。イギリス生まれで、後にアメリカに渡った戯曲家。『ママの貯金』の原題は I Remember Mama であるようだ。検索すると、原作はキャスリン・フォーブスの『ママの銀行貯金』という小説らしい。キャスリン・フォーブスの著者名も図書館検索に出てこなかった。
I Remember Mama は、20世紀初頭、サンフランシスコに住むノルウェー移民の家族の物語が、三人娘の一人カトリーヌの視点で回想されるものとのこと。そういやそうだったかもしれん。昔のこと過ぎて覚えていない。
で、チョコレートソーダが芝居の中で出てきたのだ。何じゃその飲み物は? と思い、現在に至るまで覚えていた。芝居の内容より、飲み物の名前を覚えているなんて。なんか卑しいぞ、オレ。
しかし、もしかしたら別の芝居だったかもしれない。で、確かめようと思って図書館で調べたのだが、なかった。
今日飲んでみて、なるほど、20世紀初頭だったら、こうした炭酸系の飲み物は、新鮮だったろうなあと思った。
20世紀初頭は、何でもかんでもソーダで割ってみた時代だったのではないか? コーラだってもとは原材料を水で割っていたのを、間違えて炭酸で割ったのがはじまりというし。
個人的な感覚だが、日本においては、90年代後半頃から炭酸飲料の人気が落ちていったと思う。バイト先で、休憩に入った誰かが、みんなの分の飲み物を買いに行くとき、「炭酸以外なら何でもいい」とリクエストする人がけっこういた。当時25歳だった自分は、時代は変わったのうと粒行きながら、ドクターペッパーをリクエストしていたのだが。
ドクターペッパーは、近所のウエルシアで売られていたのに、最近棚を見ると置いてなかった。二年前くらいにタバコの販売をやめたのだが、ドクターペッパーもその時に売るのをやめたのだろうか。ていうか、ドクターペッパーはタバコほど害はないと思う。飲んだ時、「なんだこれは?」と、一瞬思考が止まる感じが好きだ。
そういう意味では、チョコレートソーダも、知らないで飲んだら「なんだこれは?」と思うだろう。チョコレート感が全然ない。はまるかもしれない。