負の感情

朝、ゆで太郎でコロッケうどん。
この前食べ損ねたことが忘れられず、食べ直した。
昼、サンドイッチとコーヒー。

『デューン 砂丘の子供たち』1巻読了。
昔、一冊を読むのに何週間もかかった本を、二日で読めるということを楽しんでいる。
読解力が上がったのではなく、内容を受け入れる余地が出来たのだと思う。
初めて読んだ時は、冒険活劇を期待していたので、読み進むにつれて失望を味わった。
今ではむしろ、思索的な内容が面白い。

7時まで仕事。
8時帰宅。
夕食にミックスベジタブルを食べる。

芝居が終わって二日。
没頭する対象がなくなり、次のことにとりかかる前の、ささやかなブランク期間に突入した。
様々な感情に支配され、心がささくれ立っている。
本番に集中することでやり過ごしていたが、終わってしまえば向き合わざるを得ない。
理性と感情が、支配権を争うように、別々の方向へ動いている。
昔のことを次々に思い出す。
出来事と背中合わせの感情が、たった今そのことを経験したみたいによみがえっている。
思い出すことをやめたいが、感情が引き金となっていて、抑えられなければ思い出すこともやめられない。
出てきた感情と向かい合っては、過去の記憶とともに再び心の奥底へしまう。
そんなことを、一日の何気ない瞬間、一人でいる時に繰り返している。

一番思い出したくないことは、一番強烈な負の感情を伴っている。
記憶から消すことはできない。
負の感情もまた、今の自分を作ってきた要素の一つなのだと思う。
自分の中に存在する敵といってもいい。
こいつを殺すと、自分のある部分をも消すことになる。
だからといって、こいつに自分をのっとられてもいけない。
とっくみあい、ねじ伏せ、支配下に置かなければいけない。

時々、そういうのがしんどくなる。
それが最近自分の中で起きていたことだ。