多崎つくる

7時半起き。
月曜日の夜に走り、火曜日の昼に突然膝が痛くなったので、今朝はあらゆる動作を慎重に行った。
洗面所にゆっくり歩き、顔を洗う時やカミソリを顔に当てる時も慎重。
駅に歩く時も膝の曲げ伸ばしを慎重に。
午前中仕事をしている時も時々関節を動かした。

カーボローディング最終日でもあるので、朝はおにぎり3個。
昼におにぎり2個。

昼休み、本屋へ直行し、村上春樹の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の時』購入。
サンマルクカフェに飛び込み、チョココロネを囓りつつ読みふける。
同時に、WiFiがつながるその店で、Androidのアップデートを試みるが、電池の残量不足で失敗。

午後、新しい管理簿の体裁を整える。
Excelの体裁を整える作業。
VLookupを使いまくる。

3時に炭水化物補給のためどら焼き1個食べる。

小一時間ほど残業し、作業は終了。
サンマルクカフェに直行し、Androidのアップデートを行う。
ダウンロードとアップデート作業に1時間かかるので、その間『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の時』を読む。

村上春樹作品の「ファン」というものは、原理的に存在しないんじゃないかと思う。
「ファン」という言葉が意味する作者と読者のつながり方は、村上作品における人と人とのつながり方の対極にあるような気がする。
例えば『ねじまき鳥クロニクル』におけるホテルのロビーのシーン。
顔のない男が、ロビーでテレビを見ている人々のことを、
「彼らは危険な人々です」
と言っている。
危険な人々が愛しているのは、現実世界の「マスコミ」に該当するようなものだ。

だからかもしれないが、『1Q84』が売れた理由の分析を試みた新聞・雑誌・テレビの論調は、とんちんかんなことになっていた。

多崎つくる、最初の5行でのめりこんでしまった。
ページをめくるペースを意図的に落とす。

Androidのアップデートが終わり、7時に店を出る。
はなまるうどんでうどんを食べ、8時帰宅。
たこ焼きをレンジで温めて食べる。

明日の支度をする。
ユニフォームにゼッケンをつけ、電車の時刻表を調べ、必要な荷物をまとめる。
11時半就寝。