トマトと蚊

6時起き。
荒玉水道をジョギング。
最近早起きをしても、走る以外のことができていない。

赤くなったトマトを摘み、冷蔵庫に入れた。

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水のシャワーを浴びても身体は火照っていた。
自転車に乗ると風が涼しかった。
涼しさを心地よく感じるスピードがあり、それ以上出さないようにすれば、夏の自転車通勤も快適になるんじゃないか。

日差しが強かった。
しかし風は涼しく、日陰に入ると心地よかった。

夜、朝に摘んだトマトを食べてみた。
売っているものよりも少し味が濃いように感じた。
赤くなってから摘んだからだろうか。
市販のものは青うちに摘み、赤く熟すのを計算して流通しているらしい。
バナナと同じだ。
もちろん、熟してから摘んだ方が美味しいわけだ。
枯れるまで一体何個のトマトを収穫できるだろうか。
現時点で17個くらい実がついている。
5段目までこのペースで順調にいけば、40個から50個はいけると思うが、そううまくいくかな。

庭の蚊がすごい。
ペットボトルで罠を作り仕掛けたのだが、小バエみたいなものしかかかっていなかった。
それでいて蚊は沢山飛んでいて、降りるとたちまち群がってくる。
周囲に水たまりがあるわけでもないのに、どこでボウフラが生まれているのか見当もつかない。

だが、他人と比較すると、オレは蚊に刺されても、そんなに痒みを感じないらしい。
痒いことは痒いのだけど、10分くらい放っておけば痒みは収まるし、刺された跡は2時間もすれば消えてしまう。
たぶん、都会の柔弱な蚊だから大丈夫なのだろう。
大陸の強靱な蚊が相手だったらこうはいくまい。
たとえば、椎名誠『わしらは怪しい探検隊』に出てくる、真夜中にテントを襲った蚊の大群みたいな。

日本昔話で、悪さをした小坊主を外に出して縛り付けたら、その小坊主が夜中に蚊に食われて、朝になったら死んでいた話を見たことがある。
蚊で人が失血死することはあるのだろうか?

小説に出てくる蚊のイメージで一番強烈なのはなんといっても筒井康隆『驚愕の曠野』だろう。
あの作品、昔はちくま文庫だったが、今は新潮文庫に入っているようだ。
吉川英治の『三国志』も新潮文庫になっていた。
最近の版権事情、どうなっているのだろう。