昨日の夜は耐えられないほどの眠気に襲われ、耐えられずに眠ってしまった。
おかげで今朝はぐっすり眠ったまま過ごし、起きた時すでに今朝は過去になり、昼過ぎとなっていた。
ご飯を炊き、すり下ろした山芋、挽き割り納豆、オクラ、卵黄を炊きたてのご飯にのせて食べる。
夕方、劇団漠新歓公演を観に行く。
途中、Yahoo!BB のモデムを街頭で配っているのを見た。
「Yahoo!BB のモデムを差し入れに持っていこうか」
立ち止まり一瞬そう考える。
受け取った後輩達が異口同音に、
「わあ、最近よく配っているアレですね。欲しかったんですよこれ」
なんて言ったりすればこっちだって負けずに、
「冷めないうちにね」
と微笑ましく返せるわけだ。
が、もちろんそうなるはずもなく、無数の戸惑いと「余計なことしやがって」という冷静な怒りが待ち構えること確実と思われるので結局モデムは受け取らず。
学芸大芸術館ホールにて夕方6時開演。
演目は「ピルグリム」
2時間以上の長丁場だった。
終演後ロビーにて中平君と三代川に会う。
劇団漠の97年度生がそろい踏みといった感じ。
PHSの時計を見ると8時30分を過ぎていたので急いで辞す。
バスを使い部屋に戻り、「ぼくの魔法使い」をビデオ録画し、夕食の支度をする。
素麺をゆで、きゅうり、ハム、錦糸卵をのせ、つけつゆをかけて食べる。
食い終わると急に眠気を感じたのでうとうとしていたらPHSに電話。
「もしもし?」
「ドカさん、もしかして寝てた?」
「うん」
浅香であった。
「実は今、ドカさんの部屋の前にいるんだけど」
「え? あそう。ちょっと待って」
部屋がぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃだったので、ぐちゃぐちゃくらいのレベルになるまで片づけてから部屋に請じ入れた。
漠の芝居が千秋楽だったので、集合写真を撮りに行った帰りだという。
漠の話を少ししていたらまたPHSに電話。
「もしもし?」
「オギノです」
「ああどうもこんばんは」
「こんばんは。先日は稽古に来ていただき、お疲れっした」
「お疲れっした」
しばしビジネスの話をしてから、
「実は今、浅香が来てるんだよ」
「え? ガイ!? ちょっと代わってくれます?」
浅香にPHSを渡す。
二人はしばしビジネスの話をしていた。
電話を切る前にオギノ君が浅香越しに言うのが聞こえた。
「ドカさん、新日本の5.2ドーム行ってきました。高山が永田に勝ってIWGP獲りました。蝶野と小橋戦も素晴らしかったです」
片桐と二人で行ってきたらしい。
その後浅香とマグネシウムリボンや漠、芝居や仕事の話をする。
2時過ぎになり浅香は「ではそろそろ」などと言いつつ立ち上がり帰っていった。
気になる阪神の試合結果を調べた。
また買っていた。横浜戦7連勝。
しかし巨人が清原の大活躍で中日に大勝していた。
怖い。清原が打ちまくってという勝ち方が、敵として恐ろしい。