寒い日曜

 昨日に続いて寒い日だった。
 寒いのに半袖でいた。
 小学4年生の時、特に意味もなく一年間半袖半ズボンで過ごした。
 真冬も。
 その年は一度も風邪を引かなかった。
 翌年、小児喘息に罹り、病院通いがはじまるのである。

 寒いからというわけではなく、単純に頭が重かった。

 ロバート・ゴダードの「今ふたたびの海」読む。
 18世紀のイギリスが舞台となっており、巻末には当時のイギリス史を知るための歴史用語解説が載っている。
 19世紀のビクトリア時代に最盛期を迎える国だが、その前世紀についてはこれまで知ることが少なかった。
 それだけに興味深く読めた。
 日経新聞のコラムに載っていた経済史観によると、18世紀はフランスの世紀らしい。
 16世紀はスペイン、17世紀はオランダ。
 19世紀がイギリスで、20世紀がアメリカというわけだ。

 夜、マクドナルドのハンバーガーで簡単に夕食を済ませた。
 阪神が巨人に劇的な勝利を収めた。
 あとは、特にいいニュースはない。