ウェブログへの唐突移行

どういう風の吹き回しか、稽古場日記をウェブログの形式に移行してみた。
移行したからといって書く内容が変わるかどうか、それはわからんけども。

いきなりだが、実家に債権回収業者から手紙が来た。
(有)二和代行というところだ。
中身を読んだ母は仰天してその業者に電話をかけた。

「お宅の息子さん、あちこちの消費者金融から借りた金が膨れ上がって、50万以上になってますね」
「ええっ!どうすればいいでしょう?」
「とにかく、利子が日割り計算でどんどん上がっていくんで、月曜までに振り込んでください」
「わかりました。口座番号を教えてください」
「それはできないんですよ」
「どうしてですか?」
「利子が日割りなんで、お母さまが郵便局につきましたら、私の携帯に電話をしてください。その場で振込先を教えますから」

電話を切った母から、不甲斐ない息子への激怒りメールが届いたのは今朝だった。
なんの事だかさっぱりわからなかったので電話をしてみると、パニックを起こした母が出た。
「一日一日金利がついていくのよ!」
いきなりそう叫ばれた。

「おれ、しらねえよそんなの」
「でも、法務大臣の許可番号がある書類を送ってきたわよ!」
「じゃあ連絡先教えて」
「090の・・・」
「ちょっと待て。携帯かよ」
「そうよ」
「おかしいじゃないかそんなの。で、電話したの?」
「そりゃするわさ」
「番号通知しないと出ないでしょ」
「番号通知したから出たわよ」
「駄目だろそういうことしちゃ!」
「一日一日金利がついていくのよ!」
「それはわかったから。ていうかさ、何でおれの住所が実家になってるの」
「あなたの実家ここでしょう」
「そうだけど、普通俺の住んでいるとこに来るでしょ」
「あんまり長いことはらってなかったんで、こっちに来たんじゃないの?」
「おれんとこには一通もきてねえよ。それにさ、債権譲渡っていうのは、必ず初めに書面でその旨を通知しないといけないんだ。それって、来た?」
「知らないわよ」
「来てないでしょ?ちなみにその会社はなんてとこ?」
「(有)二和代行ってとこよ」
「有限会社かよ。債権回収業者っていうのは、確か法務大臣の許可がいるんだよ。だから調べればその会社が本当に許可を得ているかどうかがすぐにわかるんだ」
「あっ、わかった!」
「どうしたの?」
「これ、詐欺ね」
「ああ、わかってくれたんだ。たとえ遅くても、わかってもらえただけで嬉しいと思うべきなんだと、あなたの性格をよく知る息子として思うよ」

母から教えてもらった携帯番号に電話をすると、案の定番号通知をうながすメッセージが流れた。
法務省に登録している業者をインターネットで調べても、有限会社二和代行なんてとこはなかった。
しかし、まさかオレオレ詐欺の文書版のようなものに、俺の実家があうとは思わなかった。
貴重な体験なので母に再び電話をし、その書類を保管して置くよう頼んだ。
そのうち、ホームページにでもアップしてみよう。

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