多すぎる過去日記

過去日記移行作業の手間がかかるということは覚悟していたが、参るのは、同じ日記をもう一度書き直している気がすることだ。
カート・ヴォネガットの「タイムクエイク」という小説では、ある日突然時間が揺れ、世界中の人が10年前に戻ってしまうという話だった。
だからといって人生をやり直すわけでなく、10年間をリプレイするだけなのだ。失敗も成功もすべて含め。
これは、日記を読み返す作業と似てると思う。

なぜそんなことを思うのかというと、やはり作業が遅々として進まないからだろう。

どうにかしたいと思っていたら、日記をブログに移行する方法について書いている方がいた。
書き出し、読み込み機能を使い、日記のテンプレートに過去の日記をはめ込み、一気に更新するやり方だった。
このやり方なら今までのように一日分の追加にわざわざ保存ボタンをクリックして待たされることもない。
ひと月分をローカルで作っておいて、一気に更新すればいい。

というわけで、過去の追加作業にやや光明を見出すことができた。
それでも残り日数は3年分以上ある。
懲役とどこが違うのかとふと思ったりする。

夕方、プロジェクト・ジョカの芝居を見にいく。
松井基展氏と一緒に見た。
上演時間は2時間10分あった。

終演後、ロビーで木野花さんと久しぶりにお会いする。
やはり、姿を見ただけで緊張し、熱血新人営業マンみたいなお辞儀をしてしまった。

串焼きの店でジョカのメンバーやスタッフさん、木野さん、松井さんと軽く飲む。
木野さんはタバコをやめたらしい。
「(出た芝居で)歌わなきゃいけなかったから」
ジョカの林さんもやめていた。

松井さんは所用のためすぐに帰ってしまった。
あまり話ができず。

10時半に店を辞す。

「フレディー・マーキュリー 華麗なるボヘミアン・ラプソディ」読む。
フレディのアシスタントだった人が書いたもの。
何を好んで食べたなど、フレディの私生活に関するエピソードがやはり面白い。

  1. わだ より:

    トラックバックありがとうございます。
    3年分ですか!それは大変そう・・・。劇団史編纂って感じですね。
    自分は100本分くらいだったのですが、書き出し・一括読み込みでやっても何時間もかかっちゃいました。「」という区切り線が日記の中に入っているとひっかかっりますのでご注意を。8月公演の案内文に興味津々・・・友達誘ってみよっと。

  2. ドカ山 より:

    現在、やっと2001年の4月分が終わったところです。まだ3年残ってます。
    面倒なのは、いちいちカテゴリを分けていくことですね。やはり分けた方が便利だという気もするので。
    しかし、バックナンバーの表示法が気に入らないですねえ。タイトルが過剰書きされるとうれしいんですけど。
    8月公演、ぜひお越しください。