昼夜稽古

 1時から大塚にて稽古。
 図書館に寄り、CDと参考資料を借りる。

 昨日に続き、シーン2の稽古。
 頭をつきあわせ、ああでもないこうでもないとやっているうちに、ヲギさんが突破口となる意見を言う。
 それが口火となり、次々に散らばった意図がひとつにまとまり、シーンがつながった。
 パズルが解ける快感があった。

 続いて、長谷部さん、丹野さん、渡辺さんのシーンを稽古する。
 ここも今週はずっと、底の底まで降りて、稽古をしている。
 もう少しで何かが見えそうな、そんなもどかしい段階。
 見えそうなものを一言で言えれば話は簡単なのだが、それができるならはじめから言葉にしているもので、辛いもどかしさを堪え忍びつつ、深い深い沈黙を4人で共有している。
 シーンを稽古したあと、さすがに不安を感じた3人から、今後どうなるんですかと聞かれる。
 シーンが見えてくる状態は、あとどのくらいやればいいのかわからない。
 が、ぼんやりしたものは見えつつある。
 残された時間を鑑みて、次回以降はぼんやりした像にこちらから近づいていくことにする。
 これだけ底を探検していれば、さすがにその像を逃がすことはないだろうが、油断はできない。

 休憩後、体操のシーンを中心にやる。
 普天間君演じる北島の動きを整理する。
 昼から夜にかけての稽古は久しぶりだ。
 昔はこれが当たり前だったものだが。

 10時半帰宅。
 サラダをつくり、スパゲティをゆでて食べる。