カステラ演劇人

ジュリアン・シモンズ『コナン・ドイル』読了。
ドイルは体格が良く、拳闘やクリケットなどのスポーツを得意としていたらしい。
19世紀のヘミングウェイか。

有川浩『シアター!』読了。
3年で利益を上げなければ解散しなければならない小劇団の話。
表紙に描かれた登場人物の絵は、アニメや漫画みたいで気に入らない。
狭い世界の出来事が、一般の読者にもわかる物語になっているところには、素直に関心する。
演劇をやっている当事者としての反発は、作品の評価とは別のものだろう。

昼前に目を覚ます。
台本書きの続きをしようとするが、ほとんど進まず。

4時、ふと思い立ち、カステラを作る。
そういえば最近作っていないと思ったのだ。
結晶化したはちみつを溶かし、余っていたパウンドケーキ型で焼く。
普通にうまくできた。
カステラ作りの力量だけを評価対象とする演劇フェスティバルはないものだろうか。
グランプリの賞金はまあ、4千万円程度でいいかな。

夜、自転車で下井草のアストラーザへ。
すでに年末休みに入っていた。

深夜から明け方にかけて台本書き。
ラストは決まっているのだが、そこにつなげるまでのところがうまく書けない。
書けば書くほど完成予定ページが増え、終わりが遠ざかっていく。