足りない時間の肥大感

 10時起き。
 音響用に借りてきたCDを編集する。
 編集といっても、曲順に焼く以外大したことはしていないが。

 夕方、駒込にて稽古。
 シーン2の稽古に時間がかかる。

 ヲギさん演じる僧侶が、体操を始めるシーン。
 それだけといえばそれだけなのだが、たった一つの動きをどうするかで、受ける役者の演技に影響する。
 回数をこなせばいいというものでもなく、理屈で説得して済む話でもない。
 感覚的にいえば、シーンが「スーッ」と流れる感じ。
 そして、流れつつも人間関係の糸が切れていない感じが欲しい。

 いつの間にか稽古時間が終わっていた。
 突き詰める稽古の時は、5時間6時間かけたいと思うのだけど、稽古予定を立てる段階ではどのシーンがそうなるかわからないということがある。
 だから、
 「今日はこのシーンに答えが出るまでやる」
 と思っても、現実には時間が足りない。
 いつものことといえばそれまでだが。

 稽古後、普天間君、ヲギさんと衣装の話。
 救世軍バザーの話を聞く。

 駒込駅で、後輩の臼井さんと会う。
 芝居を見てきた帰りらしい。
 職場が大塚で、沼袋で一人暮らしをしているそうな。

 10時半帰宅。
 サニーレタスでサラダを作って食べる。