CGである意義

 めまいは治まってきた。
 ご飯をちゃんと食べていなかったのが原因かもしれない。
 たこ焼き界のニュートン誕生などとほざいてパクパクするうちに、頭に必要な栄養が枯渇してしまったのだろう。

 図書館で予約していた本を受け取る。
 子供の頃大好きだったスチーブンソンの『宝島』
 小学館国際版だ。
 絵が好きだった。

 ちゃんとしたものを食べようと思ったが、冷凍庫にパンが1斤以上詰まっている。
 3枚ほど焼いて、ベーコンエッグといっしょに食べた。
 たこ焼きよりはましか?

 もちろんたこ焼きに罪はない。
 同じ小麦粉を母とする食べ物だ。

 夜、C64のエミュレータで、デモソフトばかり何本も見る。
 古いパソコンで動く粗い画面のデモの方が、それがCGでないといけない理由に満ちているように思う。
 DVDの再生を苦もなくできてしまう現在のパソコンでは、CGでデモをする必然性が昔と比べて低いのは当然だ。

 作家・演出家の久世光彦が死去した。
 森繁久彌『大遺言書』の連載がまだ続いているというのに、森繁さんより先に逝った。
 ドラマの演出もまだまだできたろうに。
 残念だ。