焦りと貧乏揺すり

 朝8時にコインパーキングに行く。
 トラックの駐車料金は600円だった。
 思っていたより安かった。

 雨の中、環八から早稲田通り、そして中杉通りへ。
 アルシェ近くの路上で停め、舞監の日高さんに電話をする。
 雨の中、劇場への搬入作業。
 およそ15分ほどで終わる。

 青梅街道沿いのニッポンレンタカーへトラックを返し、バラシ日の車をその場で予約する。
 その帰り道、金高さんに会う。
 今回、音響を金高さんにお願いしたところ、同じ日程で仕事が重なっているとのことだった。
 その公演の仕込み日が今日だという。
 お互い頑張りましょうと言って別れる。

 劇場に戻り、音響の仕込みをはじめる。
 豊田くんから自転車を借り、いったんうちに戻る。
 マスターMDからコピーをダビングし、客入れ客出しMDの作成を綾香にやってもらう。

 夕方5時半から、シーンの頭から順番に、立ち位置を確認していく。
 明かり作りと、場当たりと、きっかけ合わせと、場面転換が兼ねられる。
 椅子の組み立て稽古や、ラストシーンの返しなど、あれもこれもやってないことばかりで、不安がつのる。
 貧乏揺すりをしていた。

 9時45分に終了。
 残りは明日の朝することに。

 10時過ぎ帰宅。
 シャワーを浴び、明日やらなければいけないところを確認してすぐに寝る。