ゴダードを追いかけてきた

『ロング・グッドバイ』読了。
村上春樹のこだわり翻訳作品中では、『グレート・ギャッツビー』よりも面白かった。

続いて『悠久の窓』読み始める。
ロバート・ゴダード作品を読むのは1年ぶりだ。
9年前に『千尋の闇』を読み、あまりの面白さに驚愕した。
すぐに古本屋巡りをして、ゴダード作品を買いあさった。
熱病のような状態は数年で終わり、最近は図書館で借りて済ませている。
パターンを読めるようになってきたのと、作品に以前のような熱気を感じられなくなってきたのが理由だ。
ゴダードの場合、デビュー作から手法は完成されていたため、その後20年近くの創作活動において、作家としての進歩を読者に感じさせにくいところがあったと思う。

『悠久の窓』は、ゴダードお得意の歴史ロマンだった。
過去と現在を行き来するという構造ではないため、物語は平坦な印象を受ける。
相変わらず謎の配置は巧みで、ドキドキしながらページをめくる瞬間が何度かあった。
文字のポイントが大きく、上巻をすぐに読了。
下巻は明日の楽しみにとっておく。

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