『ババヤガの夜』読了

9時15分起き。背筋が痛かった。9時半から作業。

外は曇りだった。台風が伊豆諸島を東に通過しており、その影響で風が強かった。ウェットスーツを物干しで干した。

昼、麻婆豆腐を作って食べる。

先週、依頼を受けていたどさん子ツール調査について、リーダーから追加質問がきた。それに答えつつ、元からあるツールの仕様について返信した。自分が担当する前からある仕様であり、替えた方がいいんじゃないかみたいな内容。

結果、改修する方向に結論したため、どさん子担当さんに改修したツールを送った。

夜、麻婆豆腐とベーコンエッグ食べる。糖質制限『気味』食が続いている。

王谷晶『ババヤガの夜』読了。祖父に暴力トレーニングを受けて育ち、高い喧嘩スキルを身につけて大人になった女が、B力団組長の娘の運転手になり、色々あって二人で逃げ出す話。冒頭がいきなりのB力シーン。そこからヤクザに拉致され、柳という代貸みたいな男に見込まれて、『お嬢様』の運転手になるという展開は、かなり強引だったが、総ページ数が200ページに満たないことを思えば、ムダを省いたものといえる。前の運転手はお嬢様に手を出そうとしたため、手首をちょん切られてしまった。ちょん切ったのは、組長と兄弟分関係にある男で、そういう拷問が好きらしい。お嬢様の母は、柳の兄貴分だった組員と駆け落ちし、いまだに見つかっていないようだが、伏線的に、謎の夫婦的カップルのシーンが挿入され、つまりコレがアレなのか、と思いきや、あっと驚くどんでん返しがあって、幕となる。

B力描写は、90年代のタランティーノ映画みたいな雰囲気があり、実際タランティーノが映画化したら、どういう作品になるか予想がつきそう。しかし、今の時代、こういうあからさまなB力表現は、映画にしても流行らないのだろうな。