バーガーキング復活

本屋で『楽しい中央線』の最新号を読んだ。
ゲッツ板谷インタビュー記事が目当て。

昨年6月に脳出血で倒れ、ひと月以上意識がなかったらしい。
リハビリを続け仕事に復帰したが、ハンバーガーひとつ食べられないほど、食欲がなかったそうだ。
体重は35キロ減。

記事を読み終わってから、新宿東口へ。
大学時代の友人、清水・榊原と待ち合わせ、西口のバーガーキングへ。

7年ぶりに食べるバーガーキングは、メニューがほんの少し変わっていたように思う。
ワッパーを頼んだ。
でかさが売りのハンバーガーだが、パティの焼き加減は独特のもので、決して大味ではない。

食後、東口のシェーキーズへ。
バーガーキングではアルコールが飲めなかったので、生ビールを頼む。
ピザとポテト、オニオンフライなどをつまみながら、1時間と少し話す。
友人の近況や、テレビ番組が猛烈につまらないという話、報道をする人間にゲス野郎が増えた話などする。

ミスユニバースの森理世さんに関する各週刊誌の報道は気の毒だという話もする。
気の毒というより、俺らに内証でミスユニバースになりやがって的な正体不明の怒りを、彼女の<傲慢に見えなくもない点>にぶつけているようで、不気味きわまりない。
中学生が書いてるのだろう。

「さて、新宿に来たからには行きますか」
我々は無言でうなずきあい、桂花へ向かった。
新宿で飲むと、最後は桂花ラーメンで締める。
いつの日からかそういうことになっている。
たとえワッパーを食べようと、ピザを食べようと、ビールで腹一杯になろうと、そんなことは関係ない。

(これで、終われるか?)

問題はそういうことだ。
カロリーとか満腹感とか、そういうことではないのだ。

10時半に解散する。
蒸し暑い中11時過ぎに帰宅。