失われた午後

昼12時に起きて、ご飯と納豆キムチを食べた。
腹がいっぱいになったための眠気が訪れ、布団に横になる。

起きると夕方の6時半だった。
6時間も惰眠を貪っていたのだ。
休日の午後は空しく費やされてしまった。

買い物に行く気になれず、昼と同じく納豆キムチでご飯を食べる。
食べている間に外がどんどん暗くなっていく。
刑務所にでも放り込まれたような気持ちだ。

『悪魔のようなあいつ』第16話まで観る。
高熱を発したために病気が進行し、記憶喪失になってしまったジュリーと、3億円の争奪戦が中心。

細川俊之がインチキ中国人を演じている。
木賃宿を経営し、ホステスの子守バイトをしているため、いつも背中に赤ん坊を背負っている。
その赤ん坊が本物の子役だったり人形だったりするので、面白くて仕方ない。

細川俊之の妹役が長谷直美。
暴走族のメンバー。
真っ赤な革のツナギを着て、ツッパッている。
だがジュリーを部屋に泊めた時は、まめに朝食を作るなど、かわいい面も見せる。

長谷直美が支度した朝食の場面に、細川俊之が人形の子供を背負い登場するシーンの違和感はすさまじかった。
ホームドラマとアンダーグラウンド演劇の融合といった感じだった。

16話で篠ヒロコが自殺してしまう。
最後まで衣装は白衣のみだった。