ケーキの真髄に触れ

朝9時起き。
木曜日に買った机周りを少し整理し、PCを起動してみる。
奥行きが狭くなったことは、それほど気にはならない。
だが、横幅が思ったより広くない。
プリンタを置いているせいだろう。
本当は奥行き70センチ超、幅180センチタイプが欲しかったが、それを置いたら部屋がものすごく狭くなってしまう。
それに、いったん組み立てたら部屋から出せなくなる。
『山椒魚』だ。

朝食で大根の煮付け、かぶ浅漬け、煮豚。
食後、洗濯と部屋の掃除。

3ヶ月ぶりに「アテスウェイ」のケーキを食べる。
3月に初めて食べた時、小さいケーキの中にある味覚の仕掛けにすっかり眩惑されてしまった。

(クリームが甘い…ナッツが香ばしい…なんだこの酸味は? なにベリーだ? おっ、スポンジの甘みが<なんとかベリー>の酸味を包んでいる…洋酒の香りがほんのり…)

たった一口がこんなにもめまぐるしい。
味覚の芸術。
だからおろそかには出来ない。
いつもより丁寧にコーヒーを入れ、すべての作業を中断し、ゆっくりと味わいたい。

こんなこと書くと、まるでスイーツ好きみたいな俺だぜ。
そんなことないぜ。
辛党で冷麺好きだぜ。
冷麺の上にキムチじゃないぜ。
キムチの上に冷麺だぜ。
なんにでもタバスコかけるぜ。
チーズトースト真っ赤に染めるぜ。

夕方、早めに稽古場へ行き、高島平方面へ走る。
5キロ半ほど。
稽古場に戻り、バレーボールに参加。
アップ終了後、クラップの練習。
その後稽古。

役の土台が固まらない。
軽重のバランスが自分でもまだわかっていないようだ。
稽古が始まって以来ずっと重めのトーンを探っていたが、軽めを徹底して探らないとバランスをつかむことは難しいかもしれない。
重さの答えが軽さに、軽さの答えが重さにあるような気もしている。
両方やってみて、中間を選び取らねば。
時間はかかるが、それが一番まともなやり方だ。

10時半帰宅。
シャワーを浴びる。
夕食に蒸し鶏の辛みソースかけ、大根の煮付け。
食後、ウイスキーをちびちび飲む。