着圧ストッキング

10時起き。
買い物に行き、ハム、卵、ほうれん草、かぶ、ミネラルウォーターを買う。

ミネラルウォーターを買うようになって数年経つ。
以前はお湯を沸かして、烏龍茶や杜仲茶を冷蔵庫で冷やしていたが、純粋に水分を補給するとなると、水が一番いい。

サンドイッチを作り、野菜スープと一緒に食べる。

午後、図書館へ。
スタニスラフスキーの『俳優修業』の新訳を借りる。
言わずと知れた、スタニスラフスキーシステムの原典であるが、今の時代にこの新訳が出るということは、演劇界においてどのような意味を持つのだろうか。
考察する前に、読んでしまった方が早いと思い、借りた。
買おうかとも思ったのだけど、上下巻で11600円もするのだ。
さすが専門書。
高い高い。

水村美苗『私小説』読む。
『本格小説』がえらく面白かったので借りたが、こちらもひと癖あって面白い。
サブタイトルに「from left to right」とある通り、横書きの小説で、英語がふんだんに出てくる。
はじめは横書きに戸惑ったが、慣れるとぐいぐい引き込まれる。

昼過ぎ、ホットケーキミックスでリンゴケーキを焼く。
コーヒーを入れて一緒に食べる。

4時過ぎからジョギング。
五日市街道を小金井まで20キロ。
長距離用に着圧ストッキングを買ったので、それを試してみた。
ふくらはぎを段階的な圧力で絞めるもので、疲労の蓄積を防ぐ構造。
10キロを過ぎてから、具合の良さに気がついた。
一昨日とくらべて、走り終わってからのへたりが軽減されていた。

夜、シチューを食べる。

押井守『真・女立喰師列伝』見る。
最初の作品にひし美ゆり子が出ていた。
とてもきれいに撮れていた。
台詞も少なく、映像がきれい。

続く作品が西部劇もの。
水野美紀の動きはきれいだったが、台詞の多さに違和感を覚える。
西部劇自体日本人キャストでやるのは無理がある。
その無理を飛び越えるのに、生身の役者では難しいだろう。

その二作品と、最後の「ケンタッキーの日菜子」のみ見て、あとは消した。
飽きてしまった。
冒頭のひし美ゆり子の出た短編が一番面白かった。