起こされたマッチ売りの寒さ

スタニスラフスキー『俳優の仕事―俳優教育システム〈第一部〉』読む。
スタニスラフスキーの「システム」について、スタニスラフスキー自身が書き残した本書は、いわば教典のようなものであろう。
これまで『俳優修業』のタイトルで訳されていたものは、英語版の邦訳だったらしいが、本書は新訳で、ロシア語から直接訳したものらしい。
従来の邦訳は第二部までだったが、今回第三部まで刊行されるとのこと。

朝、久々に立ち食いスタンドに寄り、かけうどんを食べる。
こちらの声が小さかったのか、かけそばを出される。
「うどんって言ったんだけど」
というと、つるっぱげのおっさんがことさら明るい声で作り直し、
「あいどうぞー」
とかけうどんを出した。
あれは、イラついてたんだろうなあ。

一昨日の暖かさが夢の出来事に思えるほど寒かった。
夢から覚めたマッチ売りの少女状態。
(寒い…わたし、おばあさまのところに行ったんじゃなかったの?)
この方がかわいそうだ。

夕方7時帰宅。
お茶漬けを食べる。
寒くて風もあり、走る気力がまったく起きず。