五本木走り

朝10時起き。カレーライスを食べる。

Googleからリリースされた、Google日本語入力を試しに使っているが、変換する時にハードディスクのアクセスによる<間>が生じるのが若干煩わしい。
マシンの問題か、ソフトの問題かわからないが。

昼1時、太子堂の稽古場へ。
抜き稽古をする。

ドーナツがたくさんあった。
久美子ちゃんと慎ちゃんが差し入れとして買ってきた様子。
それぞれ十数人分買ったため、机の上には個人的に一年分ものドーナツが置かれていた。

ゲームをしているデブにドーナツの取り合わせは、実に絵になる。
ゲームをしているバカにロールケーキの取り合わせも、また絵になる。

ずいぶん前からロールケーキのことを<バカケーキ>と呼び習わしているが、日常会話で使っても理解してもらえない。
「このまえデパートですごく美味しそうなバカケーキ売ってて…」
「はあ?」
なんのことかわからないらしい。

昼稽古は5時にて終了。

商店街を下馬方面へジョギング。
祐天寺、学芸大学駅の西側あたりに出て、五本木を走り、環七に出る。
そこから246に戻り、稽古場へ。
小一時間くらい走ったのだが、あとで距離を調べてみると、わずか6キロちょっとだった。

オリジンで酢豚弁当を買い、夜稽古の前に急いで食べる。

夜、抜きのあと通し稽古。
さすがにセリフは入ったが、部分部分で戸惑いが抜けない。
仲間を追い詰めて、まんまと逃げられるシーンなど。
もともとは俺ではなく、賢ちゃんがまんまと逃げられる設定だったのだが、稽古途中で変わったのだ。

「ここで、ひと笑い」

欲しいのだと演出は言い、その意図は役作りやドラマがどうとかいう深いところにはなく、何気ないものであることがわかるがゆえに、やりにくい。

まんまと逃げられたあとのリアクションを経て、芝居に戻らなければならないことがネックとなっている。
「お前何やってんだよ」
と慎ちゃん演じる刑事は言うが、それに対して返す言葉がないというのがリアルな反応だ。
開き直っても落ち込んでも駄目。
口をぽかんとあけて突っ立っても駄目。
言い訳をまくしたてても駄目。ましてその言い訳が<ネタ>風になっていたら目も当てられないし、そのネタが面白かったりしたら、ネタが面白いために寒いという状態になる。

非常に気持ちの悪い場面ではあるが、現実に生きていてもこういう気持ち悪さを感じることはある。
現実では気持ち悪さではなく<ばつの悪さ>と言うべきか。

ばつの悪い時に心がけるのは、自分はばつの悪い思いはしていないと周囲に感じさせることだ。
それはきっと、言葉によるものではないだろう。

光明は見えていないが、なんとかしなければと焦る気持ちは一番良くないのだろうと思う。

11時帰宅。