稽古観劇中日連勝

10時起き。
インスタントラーメンを食べる、。
ひどく眠かった。

昨日と同じ時間に家を出る。
昨日と同じ電車で柏まで行き、各駅で南柏に戻る。
駅前のマックで昼飯。
エビフィレオを食べる。

バスに乗り、本を読んでいると、目の前に座ったお客さんと目があった。
菊本さんだった。
「あっ、おはようございます」
挨拶すると、先生は笑いながら、
「どうぞどうぞ(読んでください)」
と言った。

麗澤大学前に着くと、菊本さんは、
「僕はこの次の停留所で降りるんですよ」
と言った。

ほんのわずか進むだけだったが、菊本さんの後についていくと、抜け道のような細い道を通り、あっという間に稽古場に着いた。

1時から稽古。
さかしたさん、台本を離していた。
密かに焦る。
自分も離そうかどうか迷ったが、台詞覚えのために来ているのではないので、きちんと読んで経験を積むことを優先させ、台本を持ってやる。

座ったり立ったりする場所は台本にあるが、それ以外に座れるところや立てるところを探す。
普段の芝居では野良犬のように何も考えず立ったり座ったりしているので、一つの動作を戯曲の言葉から心理状態までさかのぼって考えると、見える世界が変わってくる。

休憩を挟んで、1回半通して稽古した。
さかしたさん、所々危ういが、内容は頭に入っている様子。
焦らねばならない。

4時、稽古終了。
さかしたさん、おにぎりを持ってきてくれた。
おみやげにタッパーごといただく。
俺がおにぎり・海苔巻きのたぐいに弱いことを知っているのだろうか?

罠の真ん中におにぎりを仕掛ければ、俺を捕獲することができる。
だから、そうならないためには、日頃からおにぎりをよく食べておかなくてはいけない。
帰りの電車で菊本さんと話す。
東京へは、この稽古だけではなく、講義の仕事で来たりするとのこと。

日暮里で菊本さんと別れ、池袋のシアターグリーンへ。
来年客演させていただくことになった、トツゲキ倶楽部の公演を観る。

ゾンビが現れた町の、独身寮みたいなところが舞台。
ゾンビそのものは出てこないが、そこかしこに大震災の隠喩がちりばめられているような気がした。
前回公演に比べ、演技スタイルはコメディ風だった。
綾香は不思議ちゃんふうの女性を演じていたが、不思議ちゃんふうを演じようとしているのではなく、自然と不思議ちゃんになっているような感じだった。

終演後、客席で優都子ちゃんと会う。
彼女も来年のトツゲキに出演する。
綾香、仲澤さん、優都子ちゃんと、知り合いの多い現場になりそう。

9時帰宅。
風呂に入り、『1Q84』のBook1の続きを読む。

中日、今日も勝ったようだ。
スコアは昨日と同じく2対1。
昨日と同じく延長戦。
落合監督、してやったりというところだろうか。
ソフトバンクにとっては、嫌な展開だろう。