ゆっくりと長い距離を走る

9時起き。
サンドイッチを作る。
レタスとハムのサンドイッチと、卵のサンドイッチ。
コーヒーと一緒に食べる。

11時を過ぎた時点で、外の気温が3度くらいだった。
12時になりようやく5度を超えたので、着替えて走りに行く。

久我山の踏切を渡り、甲州街道まで走る。
そこから右に曲がり、ひたすら街道沿いの道を西に向かって走る。
白糸台の陸橋を渡り、新小金井街道を右折する。
そのあたりで15キロだったろうか。
途中の自販機で水分と糖分を補給する。
東八道路の手前で小金井街道に曲がり、武蔵小金井駅に向かって走る。
モデルルームの宣伝をしている男が、紙コップに入ったお茶を渡してきた。
首を振って断った。
駅の手前、連雀通りを右折し、昔住んでいたアパートの前を通る。
隣にあったラーメン屋とコンビニの区画が、丸ごとマンションに建てかわっていた。
俺が住んでいた頃は9年間ほとんど変わらなかったのに、引っ越してからは通りがかる度に変わっている。

連雀通りから左折して小金井図書館の道に入り、北上して昔は踏切だったJRガード下をくぐり、北本通りを右折し、亜細亜大を左に見ながら三鷹駅前まで走る。
エネルギーが切れ、足の筋肉に力が入らなくなってきた。
その状態で走ることが、トレーニングになるのだと思う。

三鷹通りを北上し、五日市街道を渡り、住宅地に入って成蹊大を通り抜け、いつもNTT武蔵野研まで走る時に使うコースに出る。
東女の横道を走り、洋菓子の「アテスウェイ」前を左折する。
そのあたりで膝がガクンと抜けた。
家まで残り2キロちょっとだったが、再度水分と糖分を補給する。

善福寺川を渡って右折し、住宅街を抜け、家の前までたどり着く。
30キロを3時間20分ほどかかって走った。
途中、信号で止まった時間や、自販機で水分補給した時間を差し引いて、3時間数分台といったところだろう。
かなりゆっくりしたペースで走っても、10キロ1時間だ。

風呂に入り、サンドイッチの残りをつまむ。

夜、映画『用心棒』のDVDを見る。
カメラワークと画面構成の魅力を存分に堪能する。
どの場面で一時停止ボタンを押しても、絵になっている。

冷凍庫に油揚げがあったので、醤油で甘辛く煮て、きつねうどんを作った。
夜食にそれを食べる。
アルコール度2.5パーセントの発泡酒を一缶ちびちびと飲む。
飲まない生活が続いていたためか、それだけでもけっこう酔えた。