夕べもよく寝られず。というより、一睡もできず。
早朝、シーバス釣りに行くつもりでタイマーを3時50分にセットしていたが、眠れぬままその時間になってしまったので、行くのをやめた。やめたからといって眠れるものでもなく、そのまま5時半に起きて、ベランダの植木に水をやった。
6時半、朝飯に、ご飯、鰺、納豆。
9時半まで軽く仮眠をとり、作業に入る。先週、どさん子ツールの仕事が終わったので、やることがない。やることを見つけるのが仕事みたいになっている。
母は、先週体調を崩してから、スポーツクラブに行くのが面倒になったらしく、今日も家にいた。体調はすっかりよくなったらしいが。
11時頃、母が部屋にきて、昼はマックが食べたいといった。ここ数年、昼に何を食べるかということを話す時、母はかなりの高確率で「マック食べたくない?」と言う。
昼、OKへ行き、夕食用の食材を買い、マックに寄ってビッグマックセットを買い、実家帰宅。昼飯にビッグマックセットを食べた。
グイン・サーガ144巻『流浪の皇女』読む。冒頭、アストリアスの場面。ドリアンを誘拐したのはやはりモンゴールの反乱分子たちだった。スーティが見たドリアン誘拐の場面では、世話をする女官が兵士に斬り殺されていた。アストリアスはそのことを思い出す。切ったのは自分ではないが、切るべきではなかったと後悔している。それだけではなく、過去の、アムネリスがいた頃のことや、ナリス暗殺後に自身が長く幽閉されたことなどを思い出し、単純な怒りや恨みの感情ではなく、自己省察ともいうべき思考に自らを委ねていた。
びっくりした。五代ゆう氏がこれまで書いてきた続編には、このように知的で思慮深い人物はあまり出てこなかったのだ。しかも、そういう人物が、グイン世界におけるキングオブ噛ませ犬のアストリアスであるところに、二度びっくりした。
驚きは続く。ドリアンを助けようと、スーティはグラチウスとともにイシュタールに潜入する。スーティにドリアン救出を持ちかけたのはグラチウスだが、スーティを誘い出してからは琥珀によって魔道に制限をかけられ、愚痴をいいながらこつこつとドリアンの行方を捜す羽目になってしまった。この二人の珍道中っぷりが、ユーモラスでおかしかった。
午後、特に仕事はなし。
夕食にちらし寿司を作った。ズワイガニ、小エビを具材に使った。
『流浪の皇女』読了。ワルスタットで暗躍するラカントの出自が簡潔に描写され、グインがワルスタットを訪れる。宵野グインが書いた展開の続きだが、見事に内容が引き継がれ、グインがきちんとカッコ良かった。ヤガでは、ブランとスカールの冒険も終わりに差し掛かり、シルヴィアは黒幕さんと食事をする。どのシーンも、物語が着実に進行しているし、無駄なアクションやいらないやり取りがなかった。131巻から続く巻の中で一番面白かった。
7時、日が沈んだのを見計らって実家を出る。
車中、『新賢明なる投資家』上巻読むが、眠くて内容が頭に入ってこなかった。
9時帰宅。部屋の中がムッとするほど暑くなっていた。
水耕栽培の水足しをする。バケツ2杯で補助タンクに水がたまった。水の少量がずいぶん減っているようだ。
夜、またしてもなかなか寝つけなかったが、さすがに昨日から一睡もしていなかったため、不承不承という感じで体から先に睡魔に囚われた。たぶん2時頃就寝。