ポールさん

朝、Walkmanを聞きながら仕事に向かう。

2007年頃、itunesやmora、レンタルなどで、音楽ファイルをPCに取り込みまくった。
その結果、まんべんなく聞くことが難しくなる程度の曲が集まった。
この5年間に1回しか聞いていないアルバムもある。
最近、X-アプリで音楽ファイルの整理をしたせいか、あまり聞いていないアルバムが聴きたくなっている。
先週からよく聞いているのは、イエスとか、ピンクフロイドとか、初期ジェネシスなど。
初期ジェネシスのアルバムは、(一応持っておこう)という程度の興味で取り込んでいたのだが、聞き込むことで、(いいなあ)と思うようになってきた。
Yuotubeでピーター・ゲイブリエルのコスチュームを見たせいかもしれない。
聞いたことのない音楽を好きになるには、便利な時代になったわけだ。
どんな時でもよく聞くのは、やはりビートルズ。
ソロでは、ポールとジョージをよく聞く。
ジョンは意外と聞かない。
一番好きなのは『ジョンの魂』なのだけど、何かをしながら聞くには重すぎる。
ポールのアルバムで好きなのは『Band on the Run』『Tug of War』『Wings over America』など。
『Wings over America』は、ラストの「Soily」だけを聞いたりする。
ポールのシャウトが素晴らしい。

ポール・マッカートニーのことを、心の中ではいつも「ポールさん」と呼んでいる。
敬意を込めてだ。

ポールさんは、60年代においてすでに、「トリ」だった。
何かのライブイベントがあるとして、最後に登場すれば誰もが納得いく存在。
70年代もそうだった。
80年代も、たとえばライブエイドのウェンブリーステージではトリをつとめていた。
90年代以降も、大御所でありつつ、なおも現役であるがゆえに、やはりトリだったと思う。
50年間、トリであり続けているというのは、すごいことだ。
ストーンズがフルメンバーで挑めば、トリ争いに対抗できるかもしれないが。

夕方、池袋へ。
ラーメン二郎の前に珍しく行列ができていなかったので、久しぶりにラーメンを食べる。
野菜ましましにしてもらったが、ラーメン大よりも野菜は少なかった。

7時からシアターグリーンで観劇。
永野さん客演。
金庫破りをするために集まった面々が、右往左往する話。
以前、同じカンパニーの芝居を見たことがあるが、その時よりも面白かった。
作風が全然違った。
音響はもう少し工夫した方が良かったと思う。

芹川も見に来ていた。
途中まで一緒に帰る。
彼は、昨年10月にマグに出演した平木君の団体に客演することになった。
旗揚げ公演だ。
稽古のエピソードなどを聞く。
平均年齢が25歳だそうだ。
必然的に芹川が長老のような存在となっているらしい。
「風邪ひいてましたけど、行かなきゃやばいなと思ったんで、発声練習をしてきましたよ」
稽古が終わると、平木君は芹川と一緒に電車に乗って府中まで着いてきて、色々相談事をして、また電車に乗って帰って行くのだという。

自分がマグを旗揚げしたのは27歳の時だった。
若かったなあと思うが、それでも座組みの中では最年長だったので、自分が若いとは思っていなかった。
あの時、アドバイスしてくれる年上の出演者がいたら、どうなっていただろう。
それを素直に聞くような自分でいられただろうか?
(こんな生意気な奴に、何言ったってしようがない)
なんていう風に、思われたんじゃないかと思う。

10時過ぎ帰宅。

昨日の稽古のことを色々考える。
結局のところ、残り時間の少なさに、自分もまた焦りを覚えているのだろう。
そして、稽古の進め方について、役者それぞれのやり方に、耳を傾ける余裕もなくなっていた。

確実なことは、来週の16日には再演をするということで、それまでに稽古を見られるのは2回ということだ。
その2回を、どういう風に臨めば、芝居が良くなるだろう。
たぶん、公演のあり方について、問いを立てている場合じゃないのだ。
柔らかくならないといけない。
頭も。感情も。

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