朝7時起き。暖かくなってきたため、早起きができるようになった。
昨日買ったもやし野菜で味噌ラーメンを作って食べた。
大葉、にら、朝顔の種をそれぞれ植えたので、水やりをする。今年はプランターなどを使った野菜栽培を内職みたいにちょくちょくやってみたい。
高井戸のダイソーへ行き、じょうろとしゃもじを買い、オリンピックでエアレーションのホースを5メートル買った。
9時半から作業。どさん子ツールのクライアントから、改修後のツールでエラーが出たと報告を受けた。イヤな予感がした。調べると案の定、ツールではなくデータファイルのテープルが原因だった。今回、メインのテーブルに一項目増やす改修をしたのだが、対象テーブルだけではなく、対象テーブルと相互動作するワークテーブルも同じ項目を加えないといけなかったのだが、その一つに足し忘れていた。
データテーブル改修は運用していない時間に行わないといけないが、今回の場合メインのテーブル対象ではないため、外部から作業をする作戦をとった。外部の accdb 内にはバージョンを記載するテーブルがある。ツール起動時にそのテーブルを調べ、新しいバージョン番号の行がなかったら、アップデート作業を実行するというコードを書いた。一度実行すると、外部のバージョンテーブルに新しいバージョンにした情報を書き込むので、次回起動する時はそのアップデート作業は実行されない。
外部のテーブルに行を追加する方法として、初めは ALTER TABLE を考えたのだが、Access の SQL は任意の位置にカラムを追加することができないとわかった。で、元テーブルをソースにして、ツールのローカルに対してテーブル作成クエリを実行し、その際に新しく追加した項目を加えることにした。これで改修後の全データがツール側にできる。次に、外部の旧テーブルを DROP TABLE で削除し、外部の Access に対し、ローカルに作ったテーブルをソースにしたテーブル作成クエリを実行する。これで、外部 DB に、いち項目追加の済んだテーブルが置かれることになる。
なんとも原始的な方法だったが、複数のユーザーがひっきりなしにアクセスしている環境ではなく、ひとつのツールを複数メンバーが実行しているようなので、データの共有関連でロックなどの問題が出ることはないだろう。
昼、レトルトのスンドゥブを温め、豆腐と卵を入れて食べた。
室内で始めていたトマト水耕栽培を屋外に移した。70Lごみ箱の底にエアレーションのチューブを四本沈め、それぞれを角に配置した。トマト苗をセットしてある蓋を箱に取り付け、水を10Lバケツで6杯入れた。蓋を少しあけてみると、トマトの根の先っぽが水面に触れていた。
しかし、蓋を取り付けるため、溶液を入れたバケツから出されたトマトは、ごみ箱に水が満ちるまで時間がかかったため、バケツ6杯を入れた時点で急速に萎み始めていた。焦って7杯目を入れたが、下の方の葉は折れてしまった。
結局、もう2杯弱ほど水を足し、ゴミ箱のふちぎりぎりまで水を満たした。これで、根の半分ほどが溶液に浸かるようになった。しかし、苗はしなびたままだった。

午後、改修したツールをどさん子クライアントに送った。しばらくして、無事動作オーケーとの返事をもらった。
しなびていたトマトは、夕方になると元気を取り戻した。ホッとした。せっかく3月末からせっせと日光に当ててきたのに、ここで枯らすのはアホ過ぎる。

月曜から三日連続で10キロ以上走ったので、今日は走るのを休んだ。5月25日の本番まで、週50キロを目標に走り続けようと思っているが、三日以上連続では走らず、かつ、一日以上連続では休まないルールにした。
夜、余ったスンドゥブのスープで作ったうどんと、お好み焼きを食べた。お好み焼きは、サラダ用に売っている千切りキャベツを買ってきて、小麦粉、顆粒だし、水、卵、豚肉、ベーキングパウダーを混ぜ、フライパンで片面7分前後焼いて作った。案外美味しかった。ベーキングパウダーがなぜうちにあったのだろう。数年前、まんじゅうを作ったことがあったが、その時に買ったものかもしれない。
Netflix で『スカーフェイス』を見た。ブライアン・デ・パルマ監督。アル・パチーノが亡命キューバ人のトニー・モンタナを演じている。音楽がジョルジオ・モロダーだったので、雰囲気がモロに1980年代前半ふうだった。後半ふうではないのだ。若い連中はそんなこともわからず、昭和昭和とはやし立てやがる。気に入らねえ!
気に入らねえ! のパワーで、ギャングの使いっ走りから、命を張った取引などを経て、とうとう麻薬組織のボスにまでのし上がったトニーが、気に入らねえ! のパワーゆえに暴走し、破滅するまでの物語だった。元ボスの女でトニーが奪ったエルヴィラと、トニーの妹ジーナの着る衣装が、単スケでエロかった。『コラムは笑う』で小林信彦がハワード・ホークスの女優趣味をさして、単スケ(単純スケベ)と書いていたが、『スカーフェイス』はハワード・ホークス監督『暗黒街の顔役』のリメイクだった。単スケもリメイクしたということだろう。
ラスト、ジーナと結婚した朋友のマニーを殺し、コロンビアのボスとも戦争になってしまい、孤立無援となったトニーは、鼻に白い粉がつくほどコカインを吸引していた。ふと気になって、『パルプ・フィクション』を見た。ミアとヴィンセントの場面。
90年代に見た頃はまったくわからなかったが、ヴィンセントがミアのお世話をする前に売人から買ったのはヘロインで、ミアがちょくちょく鼻から吸引していたのはコカイン。二人のノリも、ヘロインとコカインの決まった状態の違いを表していると、ネットで誰かが書いていた。
90年代といえば、知り合いの女性に、元ジャンキーがいた。更正するための流れで演劇に触れたらしく、あった時はもうクスリはやっていなかったはずだ。クスリをやっている時は食事をしなくなるので、体重は30キロ台まで落ちたそうだ。クスリが切れると完全に何もしなくなるので、決まっている時に食いだめをしたとか言っていた。
あと、2000年代に、年下の男性と雑談していたときに大麻の話になり、「どういう感じになるんだろうね」と言うと、「あ、やりますか? 今度持ってきますよ」とあっさり言われたことがある。幸い、その今度はなかった。今思うに、彼は、オレに対してかますため、盛っていたのではないかと思う。
この『盛り』こそ90年代の感覚で、その感覚をベースに吐かれた言葉や態度が、現在、令和のネット紅衛兵達によって、狩られまくっているのだ。