改修への執念

朝、炊き込みご飯、カレイの煮付けを食べる。
ご飯を炊きすぎたので、おにぎりを作って弁当にする。

昼、弁当のおかずだけを注文し、おにぎりと一緒に食べる。

午後、仕事先でグループディスカッション。
コミュニケーションの促進が目的らしいが、三ヶ月に一回というペースで行っているので、効果は期待できない。
となると、目的が不明になる。
テーマが昨年の震災だったので、各グループごとに活発な議論が行われているように見えたが、行き着く先がいまひとつわからなかった。

夜、深沢の稽古場へ。
『太一人』の稽古。
キャラ作りをやり直しているため、まだシーンが出来ておらず、通しは無理とのことだった。
出来ているところだけを抜いてやってもらい、駄目出しをする。
駄目出し目的で意見をメモすると、ネガティブな言葉の羅列になってしまう。

今言えるポジティブな意見は、通し稽古を沢山やった方がいいということに尽きる。
細かい作り直しはその段階を経てからするべきなのだろうが、本番まであと一週間しかない。

太一は役作りの改修に執念を燃やしている様子だった。
そして自分は、その執念の来るところをいまいち把握できていない。
ともあれ、通しができれば、もっと色々なことが明らかになるだろう。

11時前に帰宅。
稽古場であんパンとおにぎりを食べただけだったが、不思議と腹はそれほど減っていなかった。
手足が冷えていたので、エネルギー源として甘栗をいくつかつまんだ。