書き直した作品

朝、洗濯その他の家事。

音探しとパンフレットのひな形整理をし、夕方、二葉でつけ麺を食べる。
夜、上荻で稽古。

『走馬燈』の稽古をする。
『断末魔の轟木氏』の設定はそのままで、一から書き直した作品。
1時間40分くらいのものを30分未満にまとめたのだが、来年やる『暮れなずめ街』を見据えて、新作的な意味での再演のやり方を、実践したいという気持ちが一つあった。
もう一つは、ある意味、とても重いテーマのある本なので、そういう部分を役者に向き合わせてみたかった。
過去やった時も、稽古をしていてストレスで胃炎になった。
23歳のときだ。
その時の本と今回の本は、影も形もないほど異なっているのだけど、これを上演できたから、自分は今でも演劇を続けているのだと思う。
とにかく、やってみなければわからないとしか言いようのない本。

もう一つ、『野球部』という作品も、再演ではないが、『圧力の卯月』のさわりの部分が元になっている。
設定も台詞もまるでちがうが、野球の練習を見るというところと、女子マネージャーに腹を立てるという点だけ一緒。
これも、重さのある作品。

役者だけで作る公演と銘打ちつつも、皆が練習している姿が視野に入ると、気になってしまうのは、演出の性なんだろうか。
ただ今回の場合、中途半端に意見を言っても、芝居作りのブレーキになるだけだと思う。
絶対、ダメになる。

ある程度形が出来てから、出来たものに対して、どういう風に出来たように見えるかを言葉にする。
または、明らかに違うと思う方向性に対しては、「それはやらない方がいい」と言う。
さらに、「あそこ、ああしたら?」くらいの細かい案を提示する以外は、絶対しない。

でも、稽古をひとつひとつ見て、演出として意見を言っていく方が、精神的にもの凄く楽だと、今回の稽古を通して思う。

稽古後、荻窪で飲む。
いつもの公演稽古の時より、飲みに行く回数が多いのは、自分も「いち役者」だという気持ちが強いためか。
それとも単純に寂しいだけか。
半々かもしれない。

幸いなことに、出来てきた場面の演技は、好ましいものが多い。
好きな役者ばかり集めたこともあるが、
(おお、そうきたか)
という驚きもある。
(なんでそうやっちゃうかなあ…)
と思わせないところが、すごいなあと思う。

12時過ぎ帰宅。

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