塞翁が馬ともいう

7時起き。
二日続けて朝風呂につかる。
冬が近づいている。

あがってからコーヒーを入れて飲む。
コーヒーを入れるのも久しぶり。
ゆったりしていたらすぐに時間がなくなった。

9時から仕事。
昨日の夕方、急いで作ったコードを整理していたら、欠陥がいくつか見つかったので修正する。

昼、久しぶりに玉子屋弁当。

午後、自分の作業に関連することで、締め切りが迫っている雰囲気を感じたので、
「それなら、すぐできますよ」
と声をかける。

15分後に完成させたが、会議のためか誰もいなくなっていた。
せっかく速攻で作ったのに。

しばらくして、担当の人が来たので、出来たものを見せる。
動作を見せたところ、納得してもらえた。
だが、実用は「待ち」状態。

定時に退社し中野へ。
朝はいい天気だったが、空は曇りかけていた。
街路樹の葉っぱも少なくなっていた。
いよいよ冬だなと実感する。

今年は色々なことがありすぎて、去年の今頃のことが、遠い昔の思い出みたいに感じる。
二人芝居の本番直前で、一芝居の台本書きを控えていた。
一年後の自分がどうなっているか、想像もつかなかった。
たぶん今の自分もそうなんじゃないか。
一年後、一体、何がどうなっていることだろう?

自分が背負うべき重さを人に背負わせてしまった時、背負った荷物を放り投げずに返してくれる人は、誠実な人間だと思う。
背負わせたことを恥じる気持ちがあると同時に、感謝や尊敬の気持ちがわき起こる。

「とにかく芝居をやり続けて突っ走ろう」
と思った去年よりも、今年の方がもしかすると得られたものは大きいのかもしれない。
そしてもしかすると、得続けていると思っていた去年は、得ることで失い続けた一年だったのかもしれない。

11時過ぎ帰宅。