ダッシュの夏

11時起き。
暑さで目覚めた。

「丸信」でラーメンを食べようと思い出かけたが、第一日曜日のため休みだった。
代わりに、公会堂向かいの「クマル」というインドカレーの店でランチを食べる。
店員が「お味いかがですか?」「お代わりいかがですか?」と色々聞いてくる。
そういうのが嫌いな人でなければ、居心地の良い、美味しいカレー店だと思った。

帰宅し、汗びっしょりになったシャツを着替える。

『トウガラシライフ』の映像を編集する。
映像が、デジカメで撮ったものなので、ちゃんとしたものは作れないが、それでも場面をつないだりすると、そこそこ見やすいものになってきた。

夕方、土砂降りの夕立。
雷が近くに落ちていた。

6時過ぎに新宿の西口改札へ。
安見君に過去公演のDVDを渡す。

6時半に高田馬場で兜森君と待ち合わせ。
さかえ通りの「居酒屋行くなら俺んち来い」へ行き、カウンターで飲む。

冷房が効きすぎていた。
学生の集団が騒がしく飲んでいた。
時々、店の人がマイクを持って、本日誕生日を迎えるお客さんのために乾杯の音頭をとっていた。
喋りと盛り上げ方がうまかった。

兜森君に『トウガラシライフ』のDVDを渡す。
別の芝居に出演していて、本番を見に来られなかったのだが、代わりに友人にチケットを売ってくれたのだ。
なぜにそこまでしてくれるのかと思い、そのことを聞いてみると、
「自分が関わったところの芝居を、続けて見に行ってくれると嬉しいじゃないですか」
との答え。
参った。

筋肉のつけ方について、兜森君の講義を受ける。
目の前に、空条承太郎とディオのフィギュアがあったので、それを例にして説明してくれた。
承太郎は見せるための筋肉で、ディオは実用的な筋肉だという。
といっても、目の前のフィギュアを見ながらの解説だが。
端の方にスタープラチナのフィギュアもあり、兜森君曰く、理想的な筋肉だとのこと。

安いだけの居酒屋かと思っていたが、ワイワイ楽しく飲むにはとてもいい店だと思った。
10時に出る。

夕立のためか、昼間より幾分か涼しくなっていた。
だが、家に帰ると空気がこもり、窓を開けても熱が抜けなかった。
空調をドライにして、湿気を追い出す。
喉の調子が悪かったが、蒸しすぎて寝られないので仕方ない。
今年の夏は、開幕ダッシュをしている。