昼、西荻窪の「天下寿司」へ。
台本書きの景気づけに寿司を食べる。
鮪、はまち、えんがわ、鯵、えび、いか、しめ鯖、穴子、イクラ、トロ、うに、味噌汁、玉子。
12皿。シャリが少なめなので、成人男性なら普通に食えるだろう。
帰宅後、台本書きと印刷。
夕方6時過ぎに西荻南の稽古場へ。
待合室で出来た台本を読む。
知恵ちゃんが来た。
先日のノーコンタクツでは、胃腸炎になってしまい、初日以降は大変だったと聞いた。
風邪なのか神経性のものなのか、色々聞きたかったけれども、初日を見に行った時に何も話さず帰ってしまったことが負い目となっていて、何を話したらいいのかわからなくなっていた。
7時から顔合わせ。
印刷してきた、短編台本の断片を配り、とりあえず読み合わせを行う。
「友情」「車内」「献血」「盗難」の4本。
1本がどのくらいの長さになるのかわからない。
「盗難」が一番無茶苦茶な台本だった。
カウンセラーらしき先生と、ママと子供が出てくる。
子供の答えが無茶苦茶。
一昨年の「テキストファイル」公演でやった「プーチン」も無茶苦茶な本だったが、推敲を経ていない分、こっちの方が支離滅裂さがすごい。
休憩時間に知恵ちゃんの誕生祝いをする。
8時半に顔合わせを終え、いつもの「魚民」で軽く飲む。
どんな公演になるのか、今の時点ではまるでわからない。
タイトルを「にじ」にしたのは、二児、二次、二時、虹、二字のどれかに当てはめるよりも、ひらがなにした方が意味が広がりそうだったからだ。
モンティ・パイソン風に、ひとつ目のスケッチが次のスケッチにつながるようなこともやってみたい。
「テキストファイル」パート2の位置づけだが、シリアスな話はやらない。
とにかく、しようもない話、下らない話、笑える話だけをやる。
さらに、全部の短編を一つの長編みたいに、何かの概念でくるむ。
今思っているのはそういうことだった。
説明したが、聞いた方もちんぷんかんぷんだったろう。
11時半まで飲む。
稽古はけっこう密にやる予定になっている。
期間は「トウガラシライフ」とほぼ同じだが。
「テキストファイル」以来、4ヶ月周期で芝居をすることに慣れていたので、ちゃんと芝居作りができるだろうかと不安になる。
人数の少なさから、動員への不安もある。
不安を言えばきりがないが、サイは投げられた。
後戻りはできない。