母が飲まなくなったサプリ

6時半起き。朝飯に、ご飯、ソーセージ、味噌汁、納豆。

母、やる気が全然出ないとぼやいている。

9時半から作業。

コーヒーを入れにキッチンへ行くと、洗い物がそのままになっていた。いよいよだな、と思った。

一昨年、ホスファチジルセリンのサプリメントを買い、母がいつも飲んでいるサプリメントの束に足しておいた。以降、毎日飲むサプリに、そのサプリも加わっていたのだが、昨年あたりから、減り方が遅くなっていた。

サプリは100錠入っており、一日一錠の服用で、大体3ヶ月に一袋買えばいいことになる。それを計算して、定期配送するように注文しているのだが、最近、新しく届いたサプリを実家冷蔵庫に補給しようとしても、全然減っていない。半年前に「まだあるわよ」と言われ、3ヶ月前にも同じことを言われた。これは、もう、飲んでいないと判断するしかない。

ただ、飲まなくてはいけない薬というわけではないので放っておいたのだが、今年になって、「やる気がでない」と口にする回数が増えていた。それでも、食後に洗い物が残っていない限りは大丈夫だろうと思っていた。このサプリを母に飲ませたのは2023年の初夏からだが、それ以前は、ずーっと、洗い物が溜まりがちで、それ以降、そんなことはなかった。洗い物が溜まらないというのは、まあまあ良い精神状態にあるといえる。実際、2023年の初夏から今日まで、洗い物が溜まっていることがなかった。それが今朝、溜まっていた。

いよいよだな、と思った。いよいよ、サプリメントをちゃんと飲むように、母にちきんと伝えなくてはいけない。

しかし、母はこういう時、何かを注意されたと感じると、「飲んでるわよ、毎日じゃないけど」などと言って誤魔化す傾向がある。別に注意しているわけではないし、飲まないから怒っているわけでもないが、誰かに注意される、ということ自体が苦手であり、瞬間的に守りの体制に入る。

ただ、母のADHD的気質や、脳の具合、日常生活に現れる態度、話す時の会話の内容などを観察していると、やはり、最近の母の感じは、ホスファチジルセリンを飲んでいた人が、飲むのをやめたような、足りなさ加減がある。

「サプリだけど、毎日飲んだ方がいいよ。なぜなら…」

と、効能から説明しようとしてみるた。

案の定、

「飲んでるわよ」

と、言い始めた。前回、錠剤の数を数えた時と比べて、まったく減っていないのに。

しかし、別に、「飲まなきゃ駄目でしょ!」と怒りたいわけではないので、そのまま話を進めた。

昼、ベルクスへ昼食夕食の買い物に行く。

昼飯に、掻き揚げうどんを作って食べる。

午後、どさん子ツールのトラブル対応依頼が来た。調べてみたが、ツールがおかしいのではなく、実行環境がおかしいのではないかと思ったので、返信メールを書いたが、遅い時間だったので、送るのは明日にした。

夕食に、しょうが焼き、なすの甘辛炒め、きゅうりの和え物など作る。母、午後の間、怠いとか言いながら横になっていた。食欲もなさそうだったが、なす、きゅうりは美味しそうに食べていた。

目覚ましを4時にセットして、10時過ぎ就寝。