療養

9時半起き。
喉が痛かった。
風邪予防のため洗面所でうがいをした。

図書館へ行き本を返す。
レイテ戦記全3巻は2週間ではとても読み終わらなかったのでいったん返却する。

帰りに買い物。
食パン、冷凍牡蠣などを買う。
冷凍牡蠣はオイル漬け用に勝った。
加熱用を買うよりも身が大きくて安い。

10時半帰宅。
ご飯を炊く。

昼12時、酢飯をつくる。
大葉を刻んで丼に乗せ、昨日仕込んだイクラをたっぷり乗せて食べる。

豚汁も美味かった。
玉ねぎを使うと、翌日美味しくなる。

午後、『海辺のカフカ』再読。
我々の住んでいるこの世界はとても暴力的で、危険に満ちているという認識は、『ねじまき鳥クロニクル』と同じだ。
『1Q84』もそうかもしれない。

人が人を損なうことについて、そして人を損なわせるものの存在ついて、読みながら考える。
『羊をめぐる冒険』において、それは「羊」の形で描写された。
『ねじまき鳥クロニクル』ではワタヤノボル。
『海辺のカフカ』ではジョニー・ウォーカーで、『1Q84』ではリトルピープル。
説明として最も解りやすいのは、ジョニー・ウォーカー氏かもしれない。
ナカタさんの前に現れ、世界的イコンであるその姿を借りている云々というセリフを吐いている。
ジョニー・ウォーカーのふりをした何か、ということである。

たぶん、そういう<何か>という存在は、この世界のどこにでもあり、宿命的に人を損なうことになっている。
だからこそこの世界は危険であり、生きるためにはタフになる必要があるのかもしれない。
カフカ少年や、青豆さんのように。

ナカタさんと猫のカワムラさんとの会話は、やはり笑ってしまう。
そういえば2002年にこの本を読んだ時、やたらにうなぎが食べたくなったものだ。
あと卵焼き。
ホシノちゃんとナカタさんが食べる卵焼きだ。
今日のところはまだそこまで読めそうにない。

週末、行かねばならない芝居などあったのだが、先週末の大阪行きと、週末の歯医者と眼科の診療費、そして来年1月に決まるひとり芝居の予約金などで、芝居を見に行くお金がなくなってしまった。
おまけに喉が痛い。
黄砂が飛んでいるらしい。

4時、パンケーキを焼き、コーヒーを入れて飲む。

食べ終わってから、麻黄湯を飲む。
昨日が休養日だとしたら、今日はさしずめ療養日だ。
再び読書。

ベランダが茜色に染まったので、西の空を写真に撮った。

7時、イクラ丼と豚汁で夕食。
その後ゆっくりと風呂に入る。

風呂から出て再び『海辺のカフカ』読む。
図書館で住み込み生活を始めるところまで。

喉は一日中いがらっぽかった。
風邪の兆候ではなく、黄砂が原因ではないかと思う。
いがらっぽさから風邪に進行することは過去によくあったので、数日は気をつけようと思う。