メモの習慣

10時起き。
走りに行く。

五日市街道を西へ。
神明通りに入り、途中で右折。
線路をくぐり、八丁を右折。
青梅街道を東へ。
成田図書館で予約していた本を受け取り帰宅。

途中、大宮体育館を見て、愕然とした。
前に住んでいた部屋から自転車で5分の距離にあり、プールもマシンも完備。
去年の春に出来たらしい。
以前は小学校だったところだ。
なぜ去年のうちに知っておかなかったのだろう。
知っていれば、楽々通えたのに。

シャワーを浴び、「草むら」へ行き、ワンタン麺を食べる。

高平哲郎『みんな不良少年だった』読む。
70年だのヒーロー達へのインタビュー集。

70年代にあこがれがある。
特に、74年から76年頃の、やさぐれていた時代。

近所の文房具屋でコピー用紙を買い、クリーニング屋にスーツを預け、帰宅。

午後、台本書き。
今月の稽古場代支払いの電話をすると、夜の7時でも良いと言われた。
おかげで台本書きを切り上げずに済んだ。

6時半までコツコツと作業。
印刷をするとけっこうな量になった。

7時、西荻にて稽古。
渡した台本をベースに冒頭から稽古する。

出番のないキャストに、他の場面に出てもらうことにしている。
その方が遊べそうだからというのが大きな理由だったが、人生においてもそうかもしれない。
今回の芝居と、テーマにおいて重なると思っているので、このまま突き進みたいが、後で大変なことになるだろうなという恐れもある。

稽古時間が短いため、渡した台本の最後の方はあまり稽古出来なかった。
あと45分欲しい。ドンキホーテとかに売ってないか?

稽古後、皆で「りぼう」へ。
中華を食べる。酢豚が美味い。
途中、金ちゃんの誕生日を祝う。

台本書きはこれから2週間がとても重要な時期だ。
その先はシルバーウィークがあるから、仕上げる時間はたっぷりとある。
だが、仕上げ前の団塊まで進んでいないと、シルバーウィークは地獄週間になる。

過去公演のスケジュールを時々調べている。
今日が過去の稽古では何月何日にあたるのか、稽古最終日までの残り日数から逆算している。
たとえば昨年の『ウーララ』では、今日は2014年8月23日にあたる。
その日付をブログで調べると、どのあたりまで稽古していたかが思い出せるのだ。

一昨年は稽古時間が短めだった。
それ以前はもっと短い時もあった。

そうだ思いだした。
マグのサイトを開設してから、たぶん今日くらいが15周年になるのだ。
この稽古場日記も、稽古場日記とは名ばかりの個人ブログになっている。
日記をつける習慣が元からあったので、続けることにストレスはなかった。
むしろ、途切れるとそわそわする。

とはいえ、毎日パソコンに向かって更新ができるわけじゃない。
忙しい時はノートや手帳に簡易日記をつけている。
出来事のキーワードを抜き出したメモみたいなものだ。
こうして手書き日記時代にはなかった、メモをつける習慣ができた。

すると、出来事の他にも色々なことをメモするようになった。
体重、食べたもの、走った距離、稽古時間、出費、頭にきた出来頃、などなど。
メモしている時は、あとで役立てようとかまったく考えていないのだが、たまってくるとそれは貴重なデータベースになる。
そして、人の記憶は案外当てにならないことを痛感する。

12時に店を出る。
途中までりほさんと自転車で一緒。
買い物事情について話す。

12時半帰宅。