終わり

午前中、Oさんから仕事引き継ぎの説明を聞く。
集計をしてから、数値を手動で書き換えるというのが、納得いかなかった。

昼、Uさんと「田一」でランチ食べる。

夕方、西戸山で稽古。
脱稿したが、書き直しを考えて、最後の数ページは印刷しなかった。
自分でも、予測のつかなかった終わり方になった。
しかし、終わったぞ、という実感がまったく湧かない。
稽古してみないと、その場面で終われるかわからなかったので、エピローグっぽい場面も少し書いたが、設定上全員出すことはできない。
少し前に思いついたのは、言葉や会話が少しずつずれていき、最後は意味不明の会話になっていく場面だったが、結局書かずに終わった。
通してみて緩急をつけなければ、終わり方は定まらないかもしれない。

稽古場で観察していると、キャストの表情や態度などから、役をどう思っているのかとか、調子はどうなのかとかがわかる。
その都度、その役について考え、書き加えたりしてきた。
そういう作業を、自分の役だけやっていない。
後回しになっている。

去年の倍時間がかかったので、早くから準備したにも関わらず、脱稿は4日早いだけだった。
それでも遅いよりはマシか。

夕方、西戸山で稽古。
兜森くんからおめでとうと言われる。

いない人の分は代役で脱稿分を読み、こんなふうにしたいなど話す。
ラスト以外にも解決すべき問題がまだ色々残っている。
使う頭の部分を切り替え、順序立てていかねばならない。

10時40分帰宅。
脱稿祝いにヱビスビールを飲む。