噛ませ犬列伝

6時起き。水耕栽培の様子を見る。トマトの茎が太くなり、脇芽がいくつか伸び、歯が水滴をしたたらせていた。今日から日曜にかけて暑いらしいので、水を補給した。5日前に補給したばかりだったので、水が蓋ぎりぎりのところまで上がってきた。水の減りはまだ大したことないのだ。もっと根が伸び、葉が生い茂ったら、一日にバケツ一杯分減るということにもなるだろう。きゅうりも葉を増やしているが、まだ弦は巻いていない。

洗濯をし、風呂に入って汗を流す。8時40分に家を出る。汗が出た。コンビニでサンドイッチを食べる。インドベトナム中国、それらの国々出身の店員ばかり。インドの女の子が美しくていつもどぎまぎするが、ベトナムの女の子も美しくてどぎまぎするし、中国の女の子も美しくてどぎまぎする。三人は俺のことを馬鹿な中年と思っているだろう。今日はインドの子だった。日本語がすごくうまい。日本育ちかもしれない。西葛西か? だとすれば俺の故郷だ。偶然だね同郷じゃん、なんてことになるかもしれない。

仕事、出力関係を見る。なんだかんだとツール作業はひと月が経過したが、動作は日に日に磐石になる。同時に、データについて色々覚えている。

昼、ウイグル料理店でランチを食べようと思って店に行ったが、昼は営業していなかった。近くの「香港園」に移動し、酢豚を食べる。超普通酢豚。前にも来たことのある店だった。その時も同じことを思った。でも、カップヌードルが食べたくなるときがあるように、超普通中華が食べたくなるときがある。まずさという名のうまさを求めて。醜という名の美を求めるがごとく。

午後、出力ファイルの確認する。最後のいちファイルを終える。続いて、ドキュメントを書かねばならなかったが、集中力が尽きてしまった。

定時あがり。6時半帰宅。8時前にクロスバイク届く。片手で持てるほど軽かった。玄関前に止めてから、旧ママチャリで新中野へ。松島くんと飲む。
会うのは一年半ぶりだった。前回は松島くんからメールをもらって会った。今回は逆だ。特に用事はないけれど飲みますかというふうに。
映像の仕事は今も続けていて、仕事場が渋谷なので自転車で通っているという。そういえば、松島くんが乗っていた自転車はクロスバイクだった。「俺も買ったんだよ」と言いそうになったがやめにした。

演劇の話、映画の話、古い知り合いの話する。「かませ犬列伝」という短編を作る話になる。第一話がウルフ金串。第二話が岩清水くん。第三話が邪武。第四話がヤムチャ。漫画やアニメばかり。
ヤムチャはかませ犬業界のスーパースターではないかと思う。長期連載の長い期間にわたり、さまざまな局面で「仕事」をしている。亀仙人がジャッキー・チュンに化けた時、天津飯登場、栽培マン戦など、戦いはもちろんのこと、ブルマはべジータと付き合うようになるなど、恋愛面での「噛まれっぷり」も実にいい仕事をしている。その点、邪武なんて甘い。「タッチ」でいえば、西南高の西村はかませ犬だが、あれもあだちマジックが入っていい奴修正され、噛ませ味には程遠い。
個人的には岩清水くんが好きだ。「愛と誠」のめがねくん。噛まれる受動的存在ではなく、「僕を噛め!」と、むしろリードする側に転じた存在。まあ、変態であるが、変態は面白い。

12時過ぎ、また近いうちに飲む約束をして別れる。喋ってばかりでそれほど飲まなかった。12時半帰宅。缶のレモンサワーを買って飲んだが、酔いは進まなかった。1時半就寝。