ホープ軒系スープの進化

7時半起き。外は雨。次第にやみ、午前中には晴れた。
セブンのハンバーガーとパンを食べる。

昼過ぎ、家を出る。高円寺のオリンピックでプラスチックの箱を買う。実家へ。たまむすびが始まったのでラジコで聴く。リアルタイムで聴くのは初めてかもしれない。

西葛西でラーメンを食べてから実家に帰ろうと思い、車中スマホで検索したが、ラーメン不毛の街だとわかってしまった。そういや、うまい店の情報をこの30年聞いたことがない。
で、途中の門前仲町で降りる。ラーメン弁慶の門前仲町店へ。ふつうのラーメンを食べる。弁慶はホープ軒貸し屋台から派生した、背脂チャッチャ系の店だ。千駄ヶ谷ホープ軒、環七土佐っ子、恵比寿香月も、すべて元は屋台のホープ軒。香月は六本木に店を移したらしい。土佐っ子は2000年前後に店を閉め、かつて店に勤めていた人が別の街で別名でやっている。
弁慶はバイク便時代に浅草の本店へたまに行った。背脂に甘みがあるなあというのが当時の感想。食べるのは20年ぶりくらいになる。
食べてみた。もやし、ネギを先に食べ、麺をすすり、スープを飲む。スープは塩辛かった。背脂チャッチャは健在。寒い日に食べたくなる味だなあと思った。
食べ終わって思ったのは、千駄ヶ谷ホープ軒のことだった。20年前の時点では、千駄ヶ谷より弁慶の方がおいしかった。しかし、今日はスープの大部分を残した。千駄ヶ谷ホープに行く時は、スープも飲み干している。この違いはなんだろう?
思うに、2010年代に入ってから、千駄ヶ谷ホープ軒は味が変わったのだ。塩辛いと思う事がなくなった。かといって薄くも無い。スープの濃さはちゃんとある。
逆に言えば、90年代後半から2000年代にかけての千駄ヶ谷ホープは、味が落ちていたのだ。青山で働いていた時、たまに行ったが、スープを飲み干すことはなかった。2010年代になってからは、行くと必ず飲み干している。
今日食べた弁慶は、20年前と比べてどうだったのかは、正直いってわからない。昔、スープは飲み干していた。しかし、今は塩分に敏感になっているので、できるだけ残そうとしている。
しかし、千駄ヶ谷ホープは飲み干している。

おそらく、香月や土佐っ子や弁慶は、昔のままの味に近いのではないか。香月に関しては、もともとそんなに好きだったわけではないので、2012年に恵比寿で食べたときも、ノスタルジー以外の感慨は持たなかった。土佐っ子はおいしかった時代に食べていないので比較対象外だ。

いずれにせよ、今の千駄ヶ谷ホープは、2000年代前半のある種のだらしなさとは無縁だ。いつ行っても、スープを飲み干せる。単に、俺の好みになったというだけかもしれないが、そういう店がひとつあるだけで、うまいラーメン点探しをしないで済む。しないに越したことはないし、並ばないに越したことはない。

弁慶から派生して、千駄ヶ谷ホープ軒のことを考えながら、深川界隈を歩いた。30年前と変わっていない。碁盤上の街並みだから、大きなブロックが再開発されるということが無かったためだろうか。

2時半、実家へ。水耕栽培の仕込をする。買ってきたボックスの蓋に穴をあけ、箱に水を入れ、ベランダに設置し、ハイポニカを溶かし、エアーポンプを取り付ける。

5時前、走りに行く。臨海公園へ。久しぶりに橋を渡って海岸まで行った。南風が強く吹いていた。

東葛西の島忠に寄り、トマトの苗を買う。桃太郎にした。すでに花が咲いている苗があったからだ。6時帰宅。走った距離は9キロ半だった。案外長かった。風呂に入る。夕食はカレーライスだったが、体が火照っていたので、マンションの非常階段で少し涼んだ。

冷凍庫に牡蠣があったので、フライパンで熱してオイル漬けを仕込んだ。来週くらいに帰ったときに、いい酒の肴になっているはずだ。