暑気払いする

昨夜、冷凍庫で水がはじけた。
気がついたのは「石橋貴明のたいむとんねる」を見終わって、高嶋兄の風貌は濃くていいなあテント芝居向きだなあと思いながらキッチンに入った時だった。床が水浸しになっていた。
「なんだ?」と独りごち「え?」と続けた。
その数時間前、ポリ袋に水を入れたのを二つ冷凍庫に入れていた。それが破れたに違いない。扉を開けると二つのうち一つは袋の残骸だけが残り、冷凍庫の床面に凍り付いていた。
ぼろタオルを使い、床の水分を吸い込んでは絞った。十回くらいそれをやった。

なんでポリ袋で水を凍らそうとしたかというと、水耕栽培に足す水を冷たくしてみようと思ったからだった。連日の暑さで養液の温度はぬるま湯みたいになっている。根のために良くないのではないかと思ったのだった。
しかし、水が凍れば膨張する。膨張すれば袋は破れる。破れれば残った水は流れ出る。当たり前のことだ。いい年こいてバカな失敗をした。

上の階に掃除会社の事務所が入っている。毎朝七時頃、仕事用の車が駐車スペースに入ってくる。今朝、その車のエンジン音が止まった時、じじいの声が聞こえた。
「ここに朝の間だけ灰皿置かしてくんないかな。いい? ありがと。朝の間だけだから。あーよかった」
どこのじじいだろう。どうも、上の階のことはよくわからない。ただ、今年になってから駐車場付近にやたらと吸い殻が目立っていた。ずいぶん堂々と捨てるもんだと思っていたが、じじいの発言をヒントにすると、朝のある時間、集まって何かを待ち、タバコを吸う人がいるということかもしれない。

仕事で、四月に入った同僚が止めることを知った。最近元気がないと思っていた。昼、エレベーターで話す機会があった。次の仕事が即日で決まっており、場所も家からずっと近くになるらしい。聞けて良かった。

暑いが、昨日よりは涼しかった。温度設定が「弱」になっているようだった。

夕方、代々木でオギノ君、中山君、宇原君と飲んだ。途中から綾香も来た。暑気払いしようよと連絡し、それで集まった。場所は、NTTドコモ代々木ビルにある鹿児島料理の店にした。まあ普通。チキン南蛮が食えれば良かった。

店は空いており、2時間で追い出されることなく飲めた。いいテンションで4時間喋りまくった。その場の男四人で女装して「楽屋」をやるのはどうかと提案する。上演許可が下りないかな。面白いと思うのだが。

11時半帰宅。けっこう飲んだが、それほど酔っていなかった。しかし、わいわい喋ったあとの疲労感があった。
12時半就寝。