風景を作る

8時半起き。
八王子ラーメンのうまい店に行こうかと考えていたのだが、11時過ぎに家を出て永福町で電車に乗ると、それには遅すぎることを知った。

12時20分に北野に着いた。歩いて八王子方面に行って帰ってくるには時間がなかったので、北口の「たんぽぽ」という町中華に入った。ラーメンと豚丼のセットを頼むと、赤ちゃんを連れた夫婦が入ってきたので、席を譲った。なあ、神さま、また見てただろ、昨日に続いて二日連続のおいらの善行。念のためにいっとくけど、おいらが欲しいノートパソコンは、レノボのThink pad X1 Carbonだかんね。配達は平日なら18時半以降で頼むね。

1時から、ワタナベさん、めぐみさんと稽古。分けた場面ごとに止めながらやった。台本を離すと、思い出すことに意識がいって、とっちらかってくる。ワタナベさんの出した棺桶の案に乗っかる。面白い。

休憩中、マラソンの話をする。10キロを走ることができるかどうか。準備が3ヶ月あるならどうかと聞かれたので、それなら余裕でしょうと答えた。3ヶ月あるならハーフマラソンだっていけるんじゃないか。

後半を返す。役の情が通ってきた。そして、情を通わせる人生にピリオドが打たれた先の後日談、あるいは夢の跡が、作ろうとしている風景なのだと思う。波に流されてくずれた砂の城を作るために、まず砂の城をちゃんと作り、それから崩し、そして、崩れた城を元にもどそうとするのを、見せる。わけわからんか? 大事なことをやっていると思うんだが、そう思えない方は高級ディナーつきのディケンズ原作芝居などを楽しむ手もあるでしょうな。

めぐみさんと一緒に帰る。車内で水耕栽培の話をする。伯母がきゅうりを育てていて、それに影響を受けて始めた云々。
そこから、お互いの親戚話になる。めぐみさんから、義兄の話を聞く。「無職のすすめ」という書物を渡されたそうだ。笑った。

サミットで買い物をする。さつまいも、りんご、いよかん、牛モモブロック肉を買って帰宅。肉はすぐローストビーフにした。さつまいもは、昨年甘く焼くのに失敗した巨大サイズのものだった。縦に半分に切り、160度のオーブンで2時間やいてみると、無事に柔らか甘くなった。

高知の小松くんからSMSが届いた。メールアドレスの取得を勧めた。