「追想」見終える

朝、起きてすぐ、干し網を外に出した。メンマ干しの二日目。
朝飯にバナナと、ホットドッグを一つ作って食べる。

外は昨日と同じくいい天気だった。水耕栽培のトマトは、そろそろつぼみが花開きそうになっている。が、一昨年は4月28日に最初の花が開花していたので、それよりも成長はちょっと遅いようだ。たぶん、4月の天気のせいだろう。一昨年はずっといい天気だったが、今年は寒くなったりもして不安定だった。

昼、昨日茹でた煮豚と、その汁につけた味つけ卵、白髪ねぎで、チャーシュー丼を作って食べた。味つけ卵の味がけっこう濃かった。

午後、走りに行こうか、と思ったが、今日は体が怠けモードに入っていた。1時過ぎから昼寝した。

3時過ぎに郵便局から書留が届いたので起き、コンビニのATMへ行き、帰ってから珈琲を飲んでシュークリームを食べた。

夜、煮豚と味玉を消費するメニューを考え、ラーメンしかないなと思い、家にあったサッポロ一番の麺だけを使い、スープは煮豚のタレと鰹節のだし汁を使って、ラーメンを作った。
煮豚のタレは表面にラードがたっぷり固まっていたので、油脂はそれで十分だった。鰹出汁だけでは味が単純すぎるかと思ったので、オイスターソースをほんの少したけ加えた。できたラーメンは、自分でも驚くほどに旨かった。このラーメンを出す店があったら、定期的に行くだろうと思った。マジで。

「追想」後半見た。予想通りの展開だった。フローレンスは処女で、セックスに不安と恐怖を抱いていたが、真面目な本でどういうものかを調べ、勉強し、受け入れようとする。しかし、相手のエドワードも童貞だったため、お約束的な失敗に終わってしまう。フローレンスはホテルの部屋を飛び出す。エディはそれを追う。ビーチで、二人は話すのだけど、まあ、そこですべてが終わってしまい、場面が変わる。T-REXが流れたんで、70年代かなと思ったら案の定で、13年後の1975年になっていた。
あとは、切ない切ない後日談が続く。「私はセックスができない」と言ってたフローレンスは、別の人と結婚し子供を産んでいた。で、さらに時が流れて2007年。バイオリニストとして成功したフローレンスの、楽団の最後のコンサートに訪れるエディは涙。フローレンスもそれに気づき涙。

面白かったけど、しんどかった。童貞と処女の結婚に起こりうる最悪の不幸を描いた映画だった。もしエドワードが童貞じゃなければ、二人の人生はずいぶん違っていたろうに。エディが、混乱するフローレンスを責めるシーンなんて、あちゃー、だった。気持ちはすごくわかるけど、二人ともかわいそうで、見ていられなかった。

これで、シアーシャ・ローナン出演作品で見ていないのは、「二人の女王 メアリーとエリザベス」のみとなってしまった。ゆっくり見よう。