神様のいない世界

7時半起き。朝飯にホットドッグ、バナナ、豆乳。

午前中、昨日依頼された仕事をしていたら、ツールの不具合が発生したので調査する。原因に近づいたところでお昼。

『山田屋』でワンタンと小ライス食べる。外食でワンタンを頼んだのは初めてだ。

『破戒』読む。職員室で丑松の出自が噂となる。友人の銀之助は噂を否定し、丑松が近頃沈んでいるのは、お志保に恋をしているからだと分析する。
あれ? なぜそこでお志保のことが出てくる? 敏感すぎやしねえか銀の字?

午後、ツール不具合の原因は仕様によるもので、データそのものに異常はないことが解ったので報告する。

新人さん、先月の第二週目から連休明けまで休暇を取っていたので、今日まで働いた延べ日数はまだ十日にも満たない。そのことが忘れられがちになってやしないか? と、危惧の念を抱く。

夕方、サミットで買い物。ミニ助六、かんぴょう巻き買う。夕食にそれらを食べる。

「グランド・ブダペスト・ホテル」全部見返す。最初に見た時よりも内容がよくわかった。
回転木馬の場面がかわいい。ロビーボーイ・ゼロの人生でもっとも幸せだった瞬間が、アガサのアップで表現されている。アップになったシアーシャ・ローナンのは、彼女の全出演作品中、理屈抜きでもっとも可愛い。直後、アガサとおしゃべりしながらご満悦のグスタフ氏が、”She’s so chaming!” を連発するのが可笑しい。グスタフ氏の所作と喋り方は全部ツボにはまる。”I knew it!” のところが笑える。

Youtubeで手塚治虫のドキュメンタリーを見た。昭和60年に放送されたもの。
アイディアはバーゲンセールするほどあると、手塚先生は語っていた。
「休ませてあげたい」というコメントがたくさん書かれていたが、先生が欲しかったのは休む時間ではなく、描く時間だったと思う。
締め切りに終われているのに次々と連載を引き受けていたのは、きれいな丸が描けなくなってきたりなど、肉体の衰えを実感してきたからで、漫画が描けなくなる前に頭の中にある膨大なアイディアを形にせずにはいられなかったからだろう。たとえ仕事に締め切りがなかったとしても、時間がないと思う気持ちは変わらなかったはずだ。
すごいのは、締め切りだらけの極限状況にあって、取材陣にぶち切れることなくニコニコ応対し、それが、無理してではなく、自然にそうしているように見えることだろう。普通の人間なら発狂している。

映画「ヒポクラテスたち」にも、手塚先生は小児科医役で出ていらした。悪戦苦闘するインターンの学生達に破顔一笑する場面があるのだが、見ていると、神様が笑ってくれたように感じた。あの感じは、神様としかいいようがない。

急に、神様がいないこの世界が寂しいものに感じられ、切なくなってきた。

その気分のまま、寝た。

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