ディケンズを久しぶりに読んでいる。
『オリバー・ツイスト』
初めて読んだディケンズは『二都物語』で高校二年生の時。
なぜ読んだのかは不明。
新潮文庫だったので手に入りやすかった。
読書の習慣がまだついてない頃で、読み終えるのに一ヶ月近くかかった。
ベタな展開だったのでわかりやすかった。
次に読んだのが『デビット・コパフィールド』で、これも新潮文庫。
大学四年の時に手を出して数ヶ月かかった。
『大いなる遺産』は妹から借りて読んだ。
『クリスマス・キャロル』はいつ読んだのか覚えて亡いが、確かに読んだはず。
それしか読んでいないのでディケンズファンとは到底言いがたい。
にもかかわらず、ディケンズ的な雰囲気は自分の中に記憶されていて、19世紀のロンドンというと反射的にディケンズという作家の名前が頭に浮かんでくる。
『オリバー・ツイスト』は角川文庫のものを借りた。
2005年にロマン・ポランスキーが映画化しており、その頃に文庫化されたようだ。
翻訳文は結構古く、下巻の巻末をみると1971年に刊行されたものの文庫化とのことだった。
反射と直感で読む本を選ぶようになったので、なぜディケンズを読もうと思ったのか自分でもわからない。
読んでいるうちに答えが見つかるかもしれない。見つからないかもしれない。
どちらにせよ、久しぶりなのだから、ねちっこく読みたい。
朝昼晩と仕事。
今月は残業が多い。
求められた残業ではなく、自分から居残り自習をしているような携帯なので、忙しいかと聞かれればそうでもないと答えるし、ヒマかと聞かれればそうでもないと答える。
芝居の稽古がない日々は久しぶりだし、働けるうちに働いておく。
夜、ザワークラウトとソーセージ食べる。
去年の5月からザワークラウト作りにはまり、こつこつと作ってきたのだが、瓶詰めのザワークラウトを西友で買ってみると量が多く値段も400円と安かった。
作る手間暇と熟成されるまでの期間を思えば、瓶詰めの出来合いを買った方が便利だ。
「食えりゃなんでもいい」主義者なので、手作りにこだわってるわけでもない。
それに、瓶詰めのザワークラウトはけっこう美味しい。