時計修理を見て感動

6時半起き。入浴。

自転車で現場へ。先週末にリリースしたゴッド氏ツールの改修作業をする。
一番ショックだったバラモン氏の指摘を重要視することにした。フォームの構成を見直し、作業者の負荷を想像しながら作っていく。

昼、『おはこ大勝軒』でラーメン中盛り。久々にこの店で食べたが、盛りのレベルを忘れていた。中盛りで永福大勝軒くらいの量がくる。

巣鴨近くの『時計の玄人』という店に行き、先日実家で発掘したカシオのデジタル時計メロディアラームの電池交換を依頼した。
店はビルの4階にあった。受付は想像していたよりもずっと立派だった。電池交換を頼むと、年配の偉い人直々に修理をしてくれた。
最後に電池交換をしたのは昭和の末だった。電池は案の定液漏れしていたらしい。しかし、腐食部分を研磨し、時刻を合わせ、ボタンを調整し、音が鳴るところまで直してくれた。丁寧な仕事ぶりや、修理中の時計を大きな液晶ディスプレイで見ることができる設備に感動した。小学生くらいの子供がいるママパパたちは、時計の電池を替える時に子供たちを連れてこの店に来て欲しい。かつて我が日の本を世界有数の技術立国たらしめた、精密機器を扱う匠の技を、めいっぱい感じることができる。そういうのを見て、『博士ちゃん』が増えるかもしれない。

午後、バラモンさんツールの作業をしていると、アップルさんがきてお菓子をくれた。本日が転任前の最終勤務日とのことだった。隣人が今日休みなのは、アップル氏と折り合いが悪いため、最終日に会いたくなかったからではないかと、よこしまな想像をした。

バラモンさんの機能をある程度作り、6時まで残業した。残業したのは一年とひと月ぶりだった。

7時半帰宅。ポテトフライを食べ、ビールを飲んだ。忙しいと報酬欲求が出てきて、自分にアルコールを飲ませたくなる。