発表でも緊張しなくなってきた

朝6時起き。練習後、入浴し身を清める。

改めて「インベンション」「伊勢海老おじさんのしてくれた『お話』」「沈んでいった鍵盤」を練習する。ミスタッチは減ったが、確実性という意味ではまだまだだ。

8時半に家を出る。自転車で荻窪へ。

9時過ぎ、会場に着いた。少し早かったので、5分ほど待ってから中に入った。先生は二人とも来ていた。

椅子を並べるのを手伝い、リハーサルをやらせてもらった。そりゃ、緊張はしたが、6月に『緊張とは失踪していた嫁である』と思うようにしたため、むしろ有り難いと思えるようになっていた。「すみ子!帰ってきたのか!」の世界である。

10時半から発表会が始まった。今年は昨日と今日の二回に分けて行われたため、人数はやや少な目だった。

オレの前に、高校生くらいの男の子が、「革命のエチュード」を弾いた。ひゃー、凄いなあ、と感心した。

自分の番がきた。下手なりに練習した。逃げも隠れもしねえぜ、という気持ちった。

嫁はそばにいてくれた。指先が震えた。

一曲目、「伊勢海老おじさんがしてくれた『お話』」を弾いた。ちょっとミスしたが、止めずに押し通した。

次に、「インベンション」を弾いた。これも細かいミスが途中であったが、弾いているうちに指の震えが止まった。

最後の、「沈んでいった鍵盤」も、一カ所思い切り間違えたが、そのまま弾き通した。終盤、音によって感情が揺さぶられ、目がうるうるしてきた。

下手なりに大過なく終了した。昨年冬の痛い経験を乗り越えられたという実感があった。

プログラムの終わりに、師と一番弟子の演奏があった。聴覚だけでなく五感全体で聞いた。ヴォネガット『タイタンの妖女』に出てくる、音の振動を食べて生きる生物ハーモニウムに、自分がなったような気がした。

12時に発表会は終了した。師に挨拶し、会場を出た。

荻窪の西友に寄り、40型の長い蛍光灯を買った。買う時に、点灯管ありタイプとなしタイプがあることを知った。

取り付ける蛍光灯はキッチンの天井だ。二つあるうち片方が切れて外した時のことを思い出す。点灯管あったかな? 見なかったような気がする。よし。なし、でいこうか。

蛍光灯を二本買い、スローペースで自転車をこいだ。

阿佐ヶ谷で、住宅地の角を曲がろうとしたとき、蛍光灯の端っこを電柱にすってしまった。一本が割れた。 破片を集めて蛍光灯の入れ物に入れた。しかたない、また生きているもう一本と、新しく買ったもので運用しよう。

帰宅し、割れなかった蛍光灯を取り付けた。しかし、うちの蛍光灯は点灯管ありだった。明かりはついたが、買ってきた方は暗かった。ネットで調べると、点灯管ありの蛍光灯に、なし対応のをつけると、過剰電流になるらしかった。

結局、買ってきた方を外した。無駄な買い物だった。

昼飯に天むす食べる。

午後は延々と新規セーターを編んだ。

夜、焼きそば食べる。

新規セーターは、前身頃と後身頃の同時編みが終わった。試着してみると丈がつんつるてんだった。編み棒が前のものより細かったせいだった。

編み直そうかと思ったが、すでに肩を接ぎ合わせていたし、火曜日までに完成させないといけないので諦めた。

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