糸が切れ、気も抜けた

朝、ご飯、蕪のぬか漬け、海苔の味噌汁食べる。

どさん子ツールのフロー図作りを続ける。条件がややこしくなっている原因が段々わかってきた。解決するためにどうすればいいかを考える。やっていることは、地図を先に書いてから、どっちに曲がった方がいいかを考えるようなことだ。

昼、図書館へ行き、本を返却し、高円寺の『キッチン南海』でカツカレーを食べた。

午後、フロー図をまとめ、ツールの修正をする。直す箇所が意外に多く、依頼の単純さと比べて作業量は多くなった。姉ツールを改修し、テストしたら妹ツールに同じ改修をする段取りだ。

夕方、サミットで買い物。ふと、夕食にチーズフォンデュを食べてみようと思い立ち、白ワインとチーズを買った。

家に帰り、早速ネットでレシピを検索し、小鍋にワインを温め、チーズを少しずつ入れて溶かした。すべてのチーズを入れ終わってからしばらくして、異変に気がついた。チーズがワインと全然馴染まず、チーズだけでまとまっていくのだ。温めてかき混ぜても全然混ざらない。それどころか、チーズ同士の結合はいよいよ強固になり、チーズフォンデュどころか、アルコールの飛んだワインに浮かぶチーズボールといった塩梅になってしまった。

いちおう、そのチーズに小さくカットして焼いたパンをつけてみたが、引っ張り上げると、ボール状のチーズが全部パンにくっついてきた。

食べてみた。とてもまずかった。チーズの良さとワインの良さの両方がなくなり、パンまでもとばっちりを受けて不味くなっていた。

考えてみれば、チーズフォンデュを食べたことは一度もなかった。それなのに作ってみようと思うのは、さすがに無理があった。

夜、編み作業をしながら、『マルコポロリ』の130R登場回を見た。板尾さんといる時のほんこんさんは、昨今の渋面ではなく、終始柔和な顔をしていたのが印象的だった。板尾さんはすっかり俳優のマインドになったなあと思った。

右袖を編んでいると、肩のところに到達する前にヌーディーベージュが切れてしまった。肩まではあと十段以上あり、グラデーションにすると左右が大分違った感じになってしまう。

作業を中断し考えた。ダイソー巡りをしてヌーディーベージュの在庫を探すか、それとも別の100円ショップで似た色を探すか。

ダイソー巡りをして、ヌーディーベージュを見つけたとすると、先に編んだ左袖のグラデーションをほどいて編み直した方がいい。別の100均で似た色を買った場合は、決して同じ色ではないだろうが、腕のかなり上の部分なので、ごまかしは聞くだろう。

いずれにせよ、毛糸探しをしないといけない。目標にしていたクリスマス前の完成は難しかった。

気が抜けた。

東野コージ『この間。』読む。通販で買った。2011年頃にやっていたというブログの書籍化で、すこぶる面白いが、東野幸治を『日の当たるところにいる芸人』だと認識した一般人が今の10倍以上いないと、目立つような売れ方はしなかったろう。特に書籍化された2013年などはそうだ。オレも存在を知らなかった。

水道橋博士とのトークショー以来、東野幸治が好き、というレベルが何段階か上がったのを自覚している。『この間。』を買ったのもそのためだ。

12時過ぎ就寝。