6時起き。朝飯に、ご飯、きんぴらごぼう、だし巻き卵。
だし巻き卵は失敗した。巻く前にその都度、キッチンペーパーに染みこませた油を卵焼き器に塗っているが、油の量が少なすぎて、卵がくっついてしまった。
「マロングラッセ」「あこや貝」「甘納豆」をそれぞれ練習する。ペダルの動作がおかしくなり、一度踏むと、戻しても効果が持続してしまい、もう一度踏み直すと元に戻るようになっていた。新しいのを買う時期だろう。
稽古場へ。「マロングラッセ」と「甘納豆」のみをやる。「マロン」はそろそろ仕上げようと言われる。
昼、明太子スパゲッティとだし巻き卵。
だし巻き卵は、最後のひと巻きで少し崩れたが、巻き簀みまとめたのでそれっぽい見た目にはなった。
昨日、ヨネトシさんの作業手伝いが済んだので、今日はやることがなかった。
夜、南台図書館で予約した本を借りる。
帰りにオオゼキで買い物。ジャガイモ、玉ねぎ、人参、りんごなど買う。
夕食に、ホットドッグ食べる。
GLIM セーターを編みながら『白い巨塔』15話を見た。財前は鵜飼教授の協力を取り付け、医療関係の弁護士を紹介してもらい、佐々木の担当医だった柳原に因果を含ませる。一方、佐々木の遺族は庶民の味方系の弁護士に依頼し、里見や大河内教授に証人に立ってくれるよう頼む。財前は里見の研究室に乗り込んで談判するが、手術前の断層撮影を怠ったのは財前なので、どうあっても分が悪い。
続けて16話見る。
鵜飼教授は、大河内教授や里見に、証言に立っても余計なことは言わないよう、学校の名誉をタテに説得するが、当然失敗する。里見の妻は、証人に立つと大学にいられなくなることを危惧し、夫を説得するのだが、里見は医者として証人に立たないわけにはいかないと答える。たまたま里見家には佐枝子が来ており、里見が証人に立つのを東教授が心配していたと伝えていた。里見が妻に対して理想主義的な発言をするたびに、佐枝子は熱い視線を里見に送るのだが、大きく見開いた目の奥に、情欲の炎を怪しく燃え上がらせる島田陽子の演技が、ほんとうに怖い。
財前は、よりによって里見や大河内教授を金でなんとかしようとする義父を電話でいさめながら、裁判の準備を進めているが、意外な人物から来訪の電話が入った。実の母だった。
次の場面、母と食事をしている財前は、顔から険がとれ、久しぶりに『お母ちゃん』と会えたことを喜び、リラックスして嬉しそうに話していた。この場面が胸に詰まった。ぜんぜん、わざとらしくないのだ。田宮二郎はこういう芝居ができるのかと驚いた。14話と15話で、財前というキャラクターの好感度は最低ラインまで下がったのだが、この場面では、『ひどい男』財前の持っている、まごうかたなき善の部分が、ほとばしっていた。
息子の無事を確認したので、お母ちゃんは帰ろうとする。財前はとっさに思いつき、お母ちゃんへの京都案内をケイ子に頼む。次の場面からは、ケイ子とお母ちゃんの京都観光場面が続く。ケイ子は、財前がお母ちゃんに毎月送金していることなどを知っており、それが彼の良き部分だと思っているので、二人の旅行場面は味わい深かった。ラスト、里見が証人に立つことが不安で仕方ない財前だが、心を切り替え、キリッとして、「オレは裁判に勝つ」という場面が、かっこよかった。
1話から見てきて、16話の財前が一番良かった。田宮二郎にときめいた。
GLIM セーターは、後身頃と、前身頃の右肩までを編み終えた。意外と時間がかかっているが、丈は十分に長くなった。
「マロングラッセ」の練習して、12時40分就寝。