雨ではないが涼しかった。去年や一昨年の今頃は、躊躇なく気温が上げトレンドに入っていたと思うが、今年の五月はそうでもない。暑い日もたまにあるが、基本的に過ごしやすい。九月がほぼ夏化してしまったので、こうした気候は貴重である。
しかし、涼しくなるとやる気が出なくなる。夏に涼しくなるのと違い、五月の涼しさは気温が15度を下回ることがあるため、動くが鈍くなる。今日はそんな日だった。
昼、やきそばとポテトサラダ食べる。ポテトサラダはあまりうまく出来なかったのに、大量に作ってしまったので、食事ごとに減らさないといけない。
一昨日葛西で起きた爆発事故の映像を見た。場所は葛西駅の東にある公園の向かいらしい。地中にガスボンベが遺棄されており、重機が地面を掘り返した時にそれが破損し、漏れたガスが引火したそうだ。
ボンベに1964年と刻印されていたとのことで、当時のそのあたりがどうなっていたのか興味が湧き、国土地理院の空中写真などを調べてみた。すると、1963年当時、現場は畑地だったのが、1966年には池になっていることがわかった。
この池は、天然ガス採掘のため組み上げられた地下水を貯める池だったのではないかと思っている。1960年代の江戸川区南部には、四角形の池が沢山あり、1947年の空中写真と比べると、数がものすごく増えている。
現場の池は1975年には縮小されている。その頃はもう、地盤沈下防止のため、ガス採掘はできなくなっていたから、池はどんどん埋められていただろう。遺棄されていたガスボンベは地中60センチの深さに埋められていたというが、たぶん、そのあたりが池だった時に沈められ、そのまま埋められたのではないか? となると、空中写真から想像するに、池の範囲が現場を含んでいたと思われる、1966年から1970年頃までの時期に、沈められたのではなかろうか。