20代の頃につけた日記を読み返し、ブルーになってしまった。
結論から言うと、24才から29才までの6年間は、ただただ悩んでいた。
どの年も、365日のうち350日は悩んでいて、残りの15日ほどは悩みを忘れて楽しんでいる。
が、そういうふうに思えるのは、ノートに書いた、人に見せない日記だからだろう。
2000年から書いているこの稽古場日記は、人目に触れるのが前提なので、読み手が引くようなことは書かない。
だから、しんどかった時期のブログを読み返しても、ネガティブな言葉はあまり出てこない。
20代のしんどさは何に起因していたのだろう?
面白いのは、20代の頃にも過去の日記を読み返すことをしていて、
「俺ってダメ人間だなあ」
と落ち込んでいるのだ。
だったら、つけなきゃいいじゃん、日記なんか。
夕方、実家へ。
「焼肉が食べたい」
とメールをしたら、ホットプレートで焼くスタイルで準備ができていた。
「男はつらいよ 望郷編」見る。
1970年の作品。
船で昼寝をしていた寅は、柴又から浦安に流されてしまうのだが、当時の浦安が映像に映っているのが興味深い。
江戸川の葛西より栄えていて、人が沢山住んでいる様子だ。
井川比佐志が恋敵役で出ているが、真面目青年風なのが意外だった。
同じ年、黒澤明「どですかでん」では、タフな労働者を演じていたからだ。
渥美清の声が良かった。
第6作「純情編」も近々放送するようだ。
森繁久弥が出るやつだ。見たい。
先週から寝付きが悪かったのだが、今日は逆に12時を過ぎるとひどく眠くなった。
タオルケットだけで寝ようとしたが、まだ寒かったので、かけ布団だけで寝た。