4時起き。5時まで、昨夜と同じように、やる気がない状態だった。精神とマウスアイコンがあっちへ行ったりこっちへ行ったりした。こんなんだったら寝た方がマシじゃ、と思い、7時直前に目覚ましをかけて二度寝した。
調布方面に歩いて行き、ふらふら散歩する夢を見た。といっても、現実の調布ではなく、夢の中でその辺りは調布方面であると、漠然と思っているだけだった。
次に夢の場面は千葉県の岩井に変わった。ここの現実の岩井ではなく、JRの駅近くに入江があり、釣り具店や土産物屋や居酒屋が並んでいた。この町は以前も夢に見た。
居酒屋に入り、そこで牡蠣を食べようとした。空いている席を探し、適当に座ったのだが、メニューがなかった。店員の女性と目が合い、カウンターにあるのがメニューだと教えてもらい、それをめくった。牡蠣を見つける前に、「とりあえず生中」とその女性に注文した。
少しして、店の主人らしくおじさんと、その身内らしき三十代風の男が、向かいの席に座った。三十代の男に、岩井の海について何かを話しかけた。男はすべてを聞き終わってから、「ごめんなさい、ボク、理解が、できないんです」と言って、自分の頭を指さした。知的障害者なのだと思った。
そこで目覚ましが鳴り、目が覚めた。あーっ、まだ生ビールきてないし、牡蠣も頼んでないのに、と思った。
朝飯に、オールブランとミルク。
7時40分に家を出る。自転車に乗ってすぐ、後ろタイヤの感触がおかしいことに気づいた。果たして、パンクしていた。
自転車を家の前につなぎ直し、バス亭に向かい、Amazonでタイヤチューブを注文した。
スマホでジャーニーのアルバムを聴いた。少し前、ジャーニーを正々堂々と聴ける時代になったのが嬉しいと書かれた記事をネットで読んだ。80年代、ジャーニーの他に、TOTO、REOスピードワゴン、フォリナー、シカゴ、スターシップなどのバンドは、産業ロックという言葉でひとくくりにされた。そういうのをマジで聴いている奴に対して、音楽がわかっている奴がマウントをとる体制が、その言葉によって形成されたわけだ。アホらしい話である。産業ロックという言葉を生んだ音楽ライターはロック産業で食っているわけだし。
午前中、ヒマ。
昼、今まで入ったことがなかった家系ラーメンの店で、ラーメンと小ライスを食べた。例によって小ライスをカスタムチャーシュー丼にしたのだが、家系ラーメンのスープはこってりしているため、チャーシュー丼のタレベースに使いやすく、豆板醤を足すだけでかなり美味しくなった。セットが化けたなあと思った。
午後、ヒマ。
Perfume「Spinning World」はすごくかっこいい曲だけど、PVはいただけない。「シークレットシークレット」や「Spring of Life」のコンセプトが使い回されている。なぜ今さら人造人間動き? と思う。近未来テクノポップユニットを標榜していた頃のコンセプトではないか。
あれだけ、動を感じさせる曲なら、情熱的にただ踊るだけの方がカッコいいはずだ。カメラ一台固定でももつんじゃないか?
この前のライブで「ナチュラルに恋して」を聞き、やっぱりいい曲だなあと思ったのだが、そういえばこの曲は「不自然なガール」と両A面だったなあと思い出した。扱いとしては「不自然」が真打ちだった気がする。
この二曲は、アルバム『JPN』と『LEVEL 3』の方向性を示した曲だったと、後で思った。「ナチュ恋」は『JPN』となり、「不自然」は『LEVEL 3』となった。「不自然」が収録されたのは『JPN』だったが。
シングル曲がその後の音楽性を指し示していたのはこの頃までだったような気がする。「Cling Cling」から「STAR TRAIN」あたりの、2014、2015年の流れは、活動的にはともかく、楽曲的には曖昧でつかみどころがなかった。そのせいか、2016年の『COSMIC EXPLORER』は、過去二年にリリースされた曲と新曲が、繋がりを欠いているように思える。
ただ、その頃はまだ、中田ブランドへの信頼感が強くあり、次のシングルはかっこいいのがくるだろうと信じていた。が、実際は2020年まで、シングル曲においては、音楽的にあいまいな状態は続いたと思う。
チームPerfumeであるし、誰かひとりのせいということではないのが切ないが、なにもかも最高だった時期はもう過ぎたと思うし、それは悲観すべきことではない。本当に次に行くには、そのことを認めないといけない。それはファンも同様だ。
夕方中野からバス帰宅。サミットに寄り買い物。食パン、ソーセージ、玉ねぎ、茄子、芋焼酎、マヨネーズ、ポテトチップスを買う。
7時帰宅。夕食に、トーストと、炒めたソーセージと目玉焼き。
中日、ヤクルトに完封負けを喫する。
今月末に行くレキシライブのため、予習聞きを重ねる。その延長で打首獄門同好会の曲を聞く。新曲「死亡フラグを立てないで」のPVがとても良くできており、何度も見返してしまった。
ふと、11月はライブに行く予定がなかったことを思い出し、打首獄門同好会のツアースケジュールを調べた。当然のようにソールドアウトだったが、キャンセル待ちで京都のチケットを申し込めそうだった。日程は10月末だった。行きたいと思った時に行く行動をとらねば二度と見られないこともある。それは身にしみている。なので、予約をした。
先日の対馬壱岐旅行で撮影したフィルムの現像が出来上がったので、フィルムスキャンしてパソコンに取り込んだ。松島牡蠣旅、天竜川銚子川旅に比べて、撮影がだいぶ上手くなったように感じた。ただピンボケと手ぶれが減っただけだが。それに、露出の感性が育っていないので、自在というわけにはとてもいかない。
7月からの二ヶ月で36枚フィルムを9本使い切ったが、MEスーパーを買って以来そのペースで撮影をしたのは初めてのことだと思う。買った頃は子供だったのでフィルム代や現像代がなかったし、大人になってからもそこまでたくさん撮影する機会はなかった。スキャンした写真を眺めながら、たくさん撮ることでわかっていくことがあるのだなあと思った。
12時就寝。